木村拓哉『A LIFE』が予想外の低調で『無限の住人』にも不安広がる

デイリーニュースオンライン / 2017年3月25日 7時16分

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 往年の神通力はまだ通じるのか。3月19日に放送された元SMAP・木村拓哉(44)主演のドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)最終話の平均視聴率が、16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であることが21日にわかった。4月29日には主演映画『無限の住人』の公開も控えており、“キムタク人気”の真価が問われそうだ。

■A LIFE最終話は16%…20%には至らず

 1月15日からスタートして3ヶ月走り抜けた『A LIFE』。19日の最終話ではついに壇上深冬(竹内結子・36)の脳手術を決行することに。沖田一光(木村)は一度手術に挑むも失敗。憔悴した壮大(浅野忠信・43)のもとを訪れ、力が必要だと諭し、二人一緒に深冬の再手術を敢行する。

 同最終話の平均視聴率は、全話中トップの16.0%。これで全話平均視聴率がおよそ14.5%となった。目標とされていた20%越えを一度も果たすことができなかったこと、そして億単位とも言われる莫大な製作費を考えれば何とも微妙な結果。スタジオセットが中心の低予算ながら最終話で20.8%を記録した『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)と比べると、明らかな低調ぶりだった。

「手術を成功させた沖田は腕を磨くためにシアトルへ戻り、壮大は院長になって理想を実現するために燃える。手術が成功した深冬は現状維持。無難すぎる終わり方だった。第1話から深冬の命を救うことを最大のテーマに掲げ、人間ドラマで押し切る横綱相撲を展開したが、沖田・壮大・深冬の三角関係をうまく活かしきれず不完全燃焼となった。唯一の目玉だった手術シーンは視聴者に配慮して抑えめの映像に終始した。結局、何を描きたいドラマだったのか。モヤモヤ感だけ残った」(テレビライター)

 その木村はといえば、『A LIFE』の余韻に浸っていられそうもない。4月29日には不死身の侍・万次に扮する主演映画『無限の住人』の公開が控えている。

 3月23日にはキャラクター別の予告が公開され、それぞれの演技や劇中のアクションの一片をフィーチャー。公開日に向けて、木村を筆頭に各キャストの露出が増えていきそうだ。

 ただここへ来て、不安要素も出てきた。昨年『君の名は。』で人気を博した神木隆之介(23)を擁し、3月18日に公開された映画『3月のライオン』の前編が初週でまさかの興行収入7位。全国293スクリーンでの公開にもかかわらず、全国91スクリーンのアニメ映画『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』に敗北。アニメ・漫画の実写映画の勢いに陰りが見える。

「『無限の住人』はGW特需を狙っての公開。どちらかと言うと、原作ファンよりファミリー層がメインターゲットのはず。同時期にはライバルがもちろん多い。『3月のライオン』の後編が4月22日、菅田将暉(24)主演の『帝一の國』、松井玲奈(25)と出家した清水富美加(22)がコンビを組む『笑う招き猫』が4月29日、岡田准一(36)主演の『追憶』が5月6日に公開される。今のところどっこいどっこいの様子だが、松井が舞台挨拶で涙を流して清水に言及でもすれば、話題を全て持っていかれる可能性がある。それに巷では、『テラフォーマーズ』や『ジョジョの奇妙な冒険』の実写化を手がける三池崇史監督(56)の印象がかなり悪い。“キムタク人気”の真価が問われそう」(映画ライター)

 SMAP解散後、役者として精力的に活動する木村。『無限の住人』が「ちょっ、待てよ!」と口からこぼれそうな爆死にならなければいいが。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。

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