石橋貴明が番組制作会社を買収?”古い感性と芸風”に関係者も萎縮

デイリーニュースオンライン / 2017年3月27日 11時46分

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 石橋貴明(55)が制作会社を買収して、番組を完全に掌握しようとしている──。こんな噂が各局のバラエティ担当者の間で駆け巡ったのは3月中旬のことだった。3月9日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)のコーナーで、占いができる人を訪れた石橋が、「これから(テレビ番組)制作会社やったら成功しますかね?」と本気の相談を持ち掛けたことに起因している。その際に画面テロップでは「石橋は最近よく安西Pのちっちゃい制作会社を買うといっています」とご丁寧に説明まで加えられている。石橋が買い占めようとしてるのは、どんな制作会社なのか。業界関係者が解説する。

「『おかげでした』のプロデューサー安西義裕氏が経営にかかわるガッツエンターテイメントだと言われています。『おかげでした』をはじめ、『有吉反省会』(日本テレビ系)や『幸せ!ボンビーガール』(同)などバラエティに強い制作会社。現在も『バイキング』(フジテレビ系)の演出を手掛けるなど、役員クラスもプレーヤーとして活動している。もし石橋さんが買収したら、まずは『おかげでした』で出演だけではなく、演出家やプロデューサーとしても腕を振るうことになるのでは」

 この噂を聞いた現場からは、ため息ともつかない声が漏れ聞こえてくるのだ。

■感性も笑いのツボも古すぎる?

 一タレントに過ぎない石橋が、番組制会社まで手中しようとする動きに怪訝な表情を浮かべる関係者は少ない。

「石橋は『ザギン(銀座)でシースー(寿司)』、『チャンネー(お姉ちゃん)とギロッポン(六本木)でルービー(ビール)』などネタや笑いのツボが古いんです。よく今の時代に……と思ってしまうような状態で、スタッフも困り果てている。にも関わらず、スタッフが作った台本を見せて気に入らないと、『こんなのはできない』と一蹴する。とんねるずには作り込んだ台本は必要とされず、アドリブだけで番組が進んでいってしまうなんてことは日常の光景。才能あるスタッフも萎縮するばかりの空気が漂っている」(バラエティ番組関係者)

 ならば、どうしてこんなに重宝されるのか。バラエティ番組を制作するプロデューサーが解説する。

「とんねるずといえば、90年代に『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系)を皮切りに、平均視聴率が20%近い超人気番組を牽引してきました。日本のバラエティの礎を築いたともいえる存在です。その時代に、とんねるずの寵愛を受けてきた現場ADが今はトップクラスに出世したため、とんねるずを切るなんてことはとてもできないんです」

 そろそろ経営側に、という石橋の思いもわからなくはないが、視聴者が置いてけぼりにならない番組作りに徹してほしいと願うばかりだ。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。

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