深田恭子『隣の家族は〜』第9話でわかった”不妊治療の現実”に号泣展開

デイリーニュースオンライン / 2018年3月19日 7時58分

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 深田恭子(35)が主演を務める「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系)の第9回が3月15日に放送され、平均視聴率が6.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったことがわかった。前回と比較して0.4%アップし、ここにきて初回に迫る数字を記録している。ここにきて、今作品が評価され始めていることがわかり、一視聴者としては大変嬉しい。

 第9話では、奈々(深田恭子)の妊娠が判明し、お祝い会が開かれる。大器(松山ケンイチ)の母・聡子(高畑淳子)も、奈々の母親・春枝(原日出子)も皆とても幸せそうだ。

 そんな中、小宮山家の次女・萌香(古川凛)が行方不明になる。深雪(真飛聖)や真一郎(野間口徹)らは必死に探すが、たまたま朔(北村匠海)が見かけ、電車に轢かれそうになっていた萌香を助けたためにケガをする。深雪は改心し、これまでのゲイへの偏見を謝罪。コーポラティブハウスのメンバーは初めて、全員打ち解けることができた。

 仲直りとして開催されたバーベキュー大会だが、奈々は倒れ、流産してしまう。そして翌日、奈々は大器の前から姿を消すのであった。

 皆と打ち解けられなかった深雪がようやく心を許し、コーポラティブハウスのメンバーがひとつになったところは非常によかったが、奈々の流産で一気に幸せ気分も吹き飛んでしまった。前回、一度の体外受精であっさり妊娠してしまったことで、不安な気持ちになっていた視聴者も多かったようだが、残念ながら悪い予感は的中してしまった。

 流産した翌日、辛い気持ちを抑えて子供向けのアウトレットモールのプレゼンを行う大器と、家を出る準備をする奈々の姿が交互に映るシーンが印象的だ。バッグにつけていたマタニティマークを引きちぎり、号泣する奈々とともに泣いてしまった視聴者は、きっと私だけではないだろう。

 非常に残酷な展開だが、妊娠や出産は決して簡単なものではなく、不妊治療をしたからといって必ず子宝に恵まれるわけではないという現実を、丁寧に描いてくれた。これまで結婚すれば誰でも妊娠・出産できると考えていた人が、考え直すきっかけになった画期的なドラマではないのだろうか。

 体外受精で採卵した受精卵はまだひとつ残っているが、奈々は治療を放棄してしまう。「子どもが欲しかったのではなく、大器をパパにしてあげたかった。でもそれはもう叶わないのかもしれない。」と手紙で告げた奈々の気持ちは大変切なく、そして悲しい。
 さまざまな現代社会の問題を取り上げてきた今作品も、来週でいよいよ最終回。奈々はどこに行ってしまったのか、大器はどのように動くのか。他の家族の着地点も大変気になる。視聴率は決して良いとは言えないが、良作と言われている今作品。記憶に残るような素晴らしい最終回を期待したい。

文・Harumaki

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