ママチャリからロードバイクまで! 正しい自転車の乗り方があった!

ダ・ヴィンチニュース / 2013年4月21日 7時20分

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『自転車の教科書』(堂城 賢/小学館)

 空前の自転車ブームとなっているが、事故の頻発やマナー違反などの問題を指摘する声も増加傾向にある。あなたはどれくらいの頻度で、自転車に乗っているだろうか。月に1回の方でも、毎日の方でも、必見の本がある。それが『自転車の教科書』(堂城 賢/小学館)だ。

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 この本では、日本で唯一の常設自転車学校「やまめの学校」(安曇野)を開設する、プロライダーの筆者が、ママチャリからMTBやロードバイクまで、自転車の正しい乗り方を解説してくれている。そう、なんとママチャリにも「正しい」乗り方があるというのだ。

 しかし、そうはいっても、たかがママチャリに「正しい」乗り方なんて必要なの? そう思われた方は猛省していただきたい。本書によれば、ママチャリでもMTBでも、自転車は「正しく」乗ることでより安全に、より楽に、より速く走ることができるらしいのだ。では、その「正しい」乗り方とはどのようなものなのか。まずはそれをご紹介しよう。

 この本によれば「正しい」乗り方の基本的な姿勢として「イチロー選手が守備についたときにボールを待っている姿勢」と書かれている。ピンとこない方は、とりあえずyoutubeなどで動画をあさってもらうとして、要は軽く膝を曲げ、若干前屈みになりながらも背中はまっすぐに、そして膝に手を置いた姿勢が、それだ。その状態で、手だけをそのまま前に出した状態が、自転車に乗るときの「正しい」基本姿勢ということらしい。

 簡単な体感の仕方がある。イスに浅く座り、足はペダルに乗せているイメージで前後に開き、骨盤を意識しつつ、背中をまっすぐにし前傾する。そうすると、前の足に、グッと荷重がかかることがわかるだろう。そのままハンドルを持つように手を前に伸ばせば、姿勢は完成だ。この姿勢で自転車に乗ってみよう。そうすれば、今までとはうってかわって、ペダルが軽く楽に動かせることができるはずだ。

 また、そのペダルの回し方にもコツがあるらしく、時計に例えると1時から7時まで前に蹴り出すようにすれば永久にクランクは回り続けると説明がされている。先ほどの姿勢で自転車にまたがったとき、前足に荷重がかかっているはずである。その上で、足の片方が、頂点からペダルを軽く踏み込んだ状態を1時とすれば、反対の足は、逆の7時に向いているはず。7時の足に荷重をかけないように意識してさえすれば、あら不思議。足が! 自然に! 動いている! を体感できるだろう。まさに目からウロコ。夢の永久機関の誕生だ。

 さあ、あとは試してみるだけ。もちろん、今自分が「正しい」乗り方をしているかがすぐにわかるように、チェック項目も用意されている。前のめりになっているのはダメ、背中が反っているのもダメ、肘を絞っている、もしくは不自然に開いているもダメ、前が見にくいのもダメだ、ふらつくのなんてもっとダメ。このどれかが該当したのなら、イチローの基本姿勢に戻って、再び自転車にまたがろう。

 ほかにも、自転車に乗るための基礎体力を上げる簡単なトレーニング法や、「正しい」坂の上がり方「正しい」カーブの曲がり方なんてものまで、親切丁寧に解説してくれている。

 まさに、自転車乗りには必須の本。これを読めば、80になって自転車に乗ることも夢ではないだろう。さあ、世の自転車乗りたちよ、その愛車にまたがって、本屋さんへ急ぐのだ。

(ダ・ヴィンチ電子ナビより)

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