18年の歳月を経て甦る『マクロスプラス』発売記念上映会レポート

ダ・ヴィンチニュース / 2013年5月17日 11時40分

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左から山崎たくみさん、石塚運昇さん、河森正治さん、天神英貴さん

 ガンダムやエヴァと並び、アニメ界でも最強コンテンツのひとつとして数えられるマクロスシリーズ。その中でも94年から95年にかけてOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)が制作され、95年には劇場版も公開された『マクロスプラス』は、驚異的な完成度と硬派な内容から、飛び抜けてカルトな人気を誇っている。

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 スタッフは、オリジナル第一作の『超時空要塞マクロス』から続投の、総監督&メカニックデザイン:河森正治、特技監督:板野一郎、舞台設定&メカニカル設定:宮武一貴の鉄板トリオに加え、これが監督デビュー作となった渡辺信一郎、アニメ音楽初参加だった菅野よう子、キャラクターデザインに摩砂雪と、次代を担う(今となっては超大物の)若手クリエイターが一同に会した記念碑的作品だ!

 そんな『マクロスプラス』が、シリーズ30周年企画の一環として、ついにBlu-ray BOX化されたのを記念して、全国5ヵ所の劇場にて『マクロス映画祭 春の陣2013』が5月2日よりスタート。5月10日には、劇場版シリーズ3作をオールナイトで一気に上映するイベントが、東京・新宿バルト9にて行われた。中でも『マクロスプラス』は、劇場公開以来18年振りの大スクリーンでの上映、しかも今回Blu-ray用にリマスターされた5.1ch音声とのことで、チケットは即完売。超満員のお客さんの熱気に応えるように、上映前には豪華ゲストによるトークショーも行われた。

 壇上に現れたのは、総監督の河森正治さん、イサム役の山崎たくみさん、ガルド役の石塚運昇さんのお三方と、司会に今回のBlu-ray BOXのパッケージアートを手がけたイラストレーターで声優の天神英貴さん。『マクロスプラス』への熱い想いと、当時の思い出をたっぷり語ってくれた。

 河森総監督は、この作品のために取材でアメリカに行き、実際にプロペラ機に乗って板野特技監督と模擬空中戦を繰り広げたエピソードを披露。なんと飛行の最中、板野さんは教官から禁じられていたにも関わらず、わざと自分でG(重力加速度)をかけてブラックアウト(気絶)を体験! 意識を取り戻してからもパニック状態で大暴れするという、やんちゃっぷり。このあたりが『プラス』のリアルな空中戦に活かされているようだが、良い子はマネしないように! また、作画陣には『エヴァンゲリオン』監督の庵野秀明さんも参加。ガルド機の変型~離陸シーンを担当しているそうなのでチェックしてみよう!

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