森下悠里の告白で注目 美容整形患者には実は元美人が多い?

ダ・ヴィンチニュース / 2013年7月26日 12時10分

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『マッド高梨の美容整形講座』(高梨真教、中村 うさぎ/マガジンハウス)

 芸能人にとってはタブーともいえる美容整形した過去を、7月7日放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)で告白したグラビアアイドルの森下悠里。番組内では、デビュー当時から現在に至るまでの森下の“進化”を写真を使って検証。ネット上では「昔の方がかわいいのに…」という声が多く上がっていた。

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 森下はその後、いじめられていた過去をブログで告白し「私は何も出来ない 可愛くないし、本当に嫌だ」と長年思いつめていたといい、自己評価の低さをうかがわせた。それが整形をする動機につながったと考えるのは短絡的かもしれないが、充分に整った顔立ちの森下が整形したのにはどんな理由があったのだろうか。

 自身も美容整形手術をした経験を持つ作家・中村うさぎは、主治医である高梨真教との対談本『マッド高梨の美容整形講座』(マガジンハウス)の中で、整形する女性に多いタイプを「元美人みたいな人が多いと思う。自己採点が高い人」と分析している。彼女たちの意識は高く、「自分の顔を鏡で見る時にすでに自分の目で見ているのではなく、想定される他人の目を通して見ている。自分的にはOKと思っても他人から見たらOKじゃない、と思い始めたらキリがない」と複雑な心理が働いていると指摘している。

 では美容整形を決意するには、どんなきっかけがあるのだろうか。中村は「女としての価値に疑問を抱いたとき」に整形を意識するといい、高梨もよくあるパターンとして「旦那さんが浮気して、ヤキモチを焼いて、突如女として目覚めて、その踏ん切りをつけよう」と病院を訪ねる女性の多さを明かしている。

 それを裏付けるかのように、中村は術後特有の精神状態を次のように語っている。

「しばらくは自分、若返ったな、と思っているけど、裏付けが欲しくなってくるんだよね。そうすると、求められたいとか、発情されているとか、確認したくなる」
「発情というか、自己確認欲求が高まって。でも私みたいに中折れされたりすると、強迫観念的になってきて、頭から離れない。確認しないでは気がすまない」

 他人の目を通した“理想形”を求めて整形したはずなのに、整形後も「他人に求められた」という事実を得られないと納得できない。他人の評価に振りまわされがちな心理は、実は整形をしていない多くの女性も心当たりがあるのではないだろうか。となると、ちょっとしたきっかけで美容整形を選ぶ女性は潜在的に多いということになる。

 今回、森下が整形を告白したことは大きな話題となっているが、高梨は本書の中で整形した人はオープンにすべきとし、整形がタブーとして扱われることは市場や倫理観の熟成の妨げになっていると指摘する。

 いまだ美容整形に偏見を持つ人は多く、美容整形をしたことで自信を持つはずが新たな苦しみを抱くハメになるというケースも多いようだ。美容整形をただダブー視するのではなく、なにが問題なのかを世間が考える時期なのかもしれない。


(ダ・ヴィンチ電子ナビより)

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