クドカンが「やらかした!」と思った瞬間とは!? プロレスと『あまちゃん』の関係

ダ・ヴィンチニュース / 2013年8月14日 12時0分

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『KAMINOGE』(KAMINOGE編集部/東邦出版)

 高視聴率であることはもちろん、劇中歌『潮騒のメモリー』がオリコン2位にランクインするなど、まだまだ話題が尽きない人気ドラマ『あまちゃん』。そんななか、『あまちゃん』にまたひとつ疑惑が飛び出した。それは「『あまちゃん』はプロレスネタでできているのではないか?」という説だ。この噂に、脚本を担当するクドカンこと宮藤官九郎が真相を明らかにした。

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 クドカンがこの件に言及しているのは、現在発売中のプロレス誌『KAMINOGE』(KAMINOGE編集部/東邦出版)に掲載されている、スタイリストで麻生久美子の夫・伊賀大介との対談だ。プロレスファンが反応しているのは、たとえば主人公アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)の関係を、「天龍(源一郎)が現われてジャンボ鶴田の人気が出る」といった台詞で説明している点。これを追及されたクドカンは、今後の放送で「猪木がスカイダイビングするのと同じ日だ」という台詞が登場することも示唆。プロレスファンにはいわずもがな、2002年8月28日に国立競技場で開かれた『Dynamite!』での伝説を指している。クドカンいわく「時事ネタを探してるときにね、「猪木」で検索するとだいたい何か出てくるんですよ」。リングの内外で話題を振りまくアントニオ猪木が、時代を説明するのに適しているということのようだ。

 また、この対談では、アキの祖父・忠兵衛(蟹江敬三)が心臓を悪くして船乗りを辞め、スーパーの鮮魚コーナーに勤めるものの馴染めず、再び海に戻る……という展開を、ミッキー・ローク主演の名作『レスラー』で主人公が精肉店に勤めるシーンのオマージュでは? と伊賀が指摘。すると、クドカンは完全に意識しないまま使っていたようで、「うわっ、“レスラー”だ!」「ヤバい、気をつけないと(笑)」と動揺する場面も。じつはこの展開、給食センターで働きながら音楽活動を続けるバンドのドキュメンタリー『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』の要素も入っているのだとか。

 こうして見ていくと何気に登場している『あまちゃん』のプロレスネタ。しかしクドカンは「プロレスを観てたのは一時だけですよ」と返答。一時は好きだったプロレスから離れていったきっかけは、「前田(日明)とか高田(延彦)が出てきた頃」。“ホントに強いヤツは誰だ?”というプロレス界の流れに対し、「俺、どうやら強さに興味ねえな〜」と思ったそう。強さを競うよりも、「誰と誰が仲悪い」「打ち上げでケンカした」といったような“リングの外もリング”感のほうが大好きなのだという。これは本筋に小ネタを散りばめるのが持ち味であるクドカンドラマとも共通する点だろう。

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