めんつゆ必携? 謎に包まれた“自宅警備隊”の正体とは?

ダ・ヴィンチニュース / 2013年8月16日 12時0分

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『自宅警備隊完全読本』(鰐軍曹/一迅社)

 みなさんは「自宅警備隊N.E.E.T.」の存在をご存じだろうか? それって、24時間自宅にいる“自宅警備員”、いわゆるニートのこと? と思った人もいるかもしれないが、そうじゃない。実は、彼らは2010年の冬に登場し、またたく間に話題となった武装コスプレ集団なのだ。特殊部隊SWATを思わせる黒ずくめの衣装に身を包み、腕には独自の腕章。さらに「N.E.E.T.」の文字が入ったヘルメットを装着して、各地の同人イベントなどに出没。

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 はじめは、発起人だった鰐軍曹がたった1人で始めた思いつきだった。しかし、現在では150人を超える隊員がおり、海外からも入隊希望の連絡がくるほど。そんな話題の自宅警備隊について、完全網羅した『自宅警備隊完全読本』(鰐軍曹/一迅社)が7月30日に発売された。そこで、ここから自宅警備隊とはどんな人たちで、どんなことをやっているのか紹介してみよう。

 まず、彼らはそんな恰好をして何をやっているのか? と疑問に思った人もいるはず。そもそも「自宅警備隊N.E.E.T.」とは、雇用されたり命令されて何かを守るのではなく、「ただ自宅と自らが守りたいものを守る事にのみ命を捧げる民間防衛組織」なんだそう。だから、基本的には家から出ることは許されない。しかし、食料などの物資やマンガ、グッズを補給する際やコミケなどのイベントに参加するときは、自宅警備の一環として「宅外派遣」と言う名の外出をするのだ。その宅外派遣の内容は、こういった趣味だけにとどまらない。秋葉原の清掃活動や打ち水イベントに参加したこともあった。それに、年に数回発行される公式同人誌の売り上げやこの『自宅警備隊完全読本』の売り上げも、東日本大震災の義援金として寄付しているそう。ただ自宅に引きこもっているのではなく、きちんと社会貢献するのも「自宅警備隊N.E.E.T.」の姿なのだ。

 そうは言っても、やはり普段は自宅を警備している彼ら。当然、自宅を守るためのポイントも押さえておかなければならない。まず、自宅を守るために大切なのは雇用主である家族と友好的な関係を保つこと。だから、「家事関係の雑務は進んで行わなければならない」らしい。そして、彼らの生活習慣は「15時から17時頃起床し、18時頃警備活動を開始、そのまま夜間の警備・監視を行い、就寝は早朝5時から6時頃」となっている。この生活リズムに順応できない人は、自宅を警備することが難しくなるようだ。しかし、自宅を守る上で何よりも大切なのは体力でも、お金でもなく「地味で過酷な任務に黙々と耐え続ける強靭な精神」なんだそう。この本によると現在隊員を募集しているようなので、すべてクリアできると思ったら1度入隊条項を確認してみるのもいいかも。

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