これであなたもサッカー通?テレビ解説では教えてくれないオランダ戦の観方

ダ・ヴィンチニュース / 2013年11月17日 17時10分

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【解説図】 オランダ戦/1点目

日本代表の新しいユニフォームも発表され、2014年のブラジルW杯に向けて、いよいよ気持ちが盛り上がる中、我らの日本代表は、優勝候補の筆頭オランダ代表との国際親善試合に臨んだ。その結果は、皆さんももうご存知の通り2-2のドロー。強豪オランダ相手に大善戦した日本代表のプレーは、見ている人たちに「勝てたかもしれない!」と思わせ、今後に期待を抱かせてくれた。

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システム、得点&失点、選手交代、監督の采配、連敗が続いていた日本が輝いた理由は何なのか? とにかく『語りがいのある試合』だった。試合直後の気持ちを思い出して欲しい──あなたは、誰かと語り合いたくなったのではないだろうか? そう、サッカーの試合を見た後、人は興奮も失望も誰かと分かち合いたくなる。スタジアムからの帰り道で、ネットの実況スレで、美味いビールの出る酒場で──サッカーを思う存分に語り合う。

そんな、酒場でのサッカー談義のように気軽に楽しく、それでいて戦術やプレーへの深い理解をもとに、わかりやすく僕らにサッカーを語ってくれる一冊がある。『だれでもわかる居酒屋サッカー論』(著・清水英斗/池田書店)だ。本書の魅力は後に紹介するとして、著者でサッカーライターの清水英斗さんに、オランダ戦を振り返っていただいた。

●“通”ならこう見る得点シーン

まずは試合全体の印象を清水さんに尋ねてみた。

清水さん「2009年親善試合、2010年W杯、2013年親善試合という最近のオランダとの3試合の中では、一番内容が良かったのは間違いないと思います。前半のミスの嵐はいただけませんが」

ミスの連続から失点し、ロッベンのスーパーゴールで2点目までもを奪われた展開において、追いつき、あわや勝ち越しという流れを引き寄せたザックジャパン。試合を左右した『語りがいポイント』はいくつもあるが、本稿では2つのゴールシーンに絞って着目点を挙げていただいた。

【1点目のポイント】ナイジェル・デ・ヨンクのミス

清水さん:大迫の1点目は、ナイジェル・デ・ヨンクのミスに始まっています。オランダ代表は、ここ何試合か『終了間際の失点』が続いていて、監督も選手も強く問題意識を持っています。キャプテンのロッベンが、前半40分頃に「ここを引き締めるぞ」と手を叩いて味方に集中を促していました。「リスキーな守備をするな。無失点で終わるぞ」という再確認です。にもかかわらず、デ・ヨンクはミスを犯し、日本にゴールを許してしまったんです。

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