バルタン星人の名言って? ウルトラマンの怪獣かるたが泣ける!

ダ・ヴィンチニュース / 2013年11月22日 12時10分

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『怪獣かるたBOOK』(宝島社)

 今年、創立50周年を迎えた円谷プロ。それを記念して、世代を超えて愛されるウルトラマンシリーズの劇中で使用された心に残る“名セリフ”やファンに語り継がれている“珍セリフ”を読み札にした『怪獣かるたBOOK』(宝島社)が11月14日に発売された。ウルトラマンシリーズといえば、個性的な怪獣が登場することにも定評があるが、一体どんな怪獣にまつわる名セリフが登場するのだろう。

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 まずは、「ウルトラマン」の第35話でウルトラマンに変身したハヤタが言った言葉。「許してくれ、地球の平和のためにやむなくお前たちと戦ったのだ…」。これは、彼が怪獣墓場の前で倒していった怪獣たちに詫びたもの。社会問題などを提起しながら、人間の弱さや葛藤も描いてきたウルトラマンシリーズだからこそ生まれた名セリフだろう。

 また、正体を明かしたウルトラマンA(エース)が告げる最後の願い「優しさを失わないでくれ」というメッセージや、「ウルトラマンレオ」でゲンがダン隊長に檄を飛ばされながら技を完成させたシーンの「その顔は何だ、その目は何だ、その涙は何だ!」というセリフも登場する。これらのセリフを見ただけでも、みなさんのなかにはそのシーンが鮮明によみがえるのでは?

 そして、ちょっと変わった名(?)セリフも。「隊長、いっそのことAを星人に引き渡してしまったらどうなんでしょうか?」という衝撃的なセリフがきけるのは、「ウルトラマンA」の第26話。超巨大なヒッポリト星人がウルトラマンAを引き渡せと現れたとき、弱気になった山中隊員が思わず口にしてしまったもののよう。もちろん、竜隊長に「ばかもん!」と一喝されてしまうのだが、それほどまでに強敵だったヒッポリト星人との戦いなら、もう一度見てみたくなるはず。

 「もう随分大勢の地球人を、星に連れて行ってあげたんだ」と言っていたのは、「ウルトラセブン」に登場するサイケ宇宙人ペロリンガ星人だ。怪獣のくせに良い奴なのかと思いきや、実際には地球に嫌気がさした青年にこう言って誘惑し、人間が地球侵略を信用しなくなるように仕向けるという作戦だった。このセリフの意味を知ると、なかなか恐ろしい。

 「ウルトラマンA」ではインド支部からパティ隊員がやってくる。彼女は灼熱怪獣ザンボラーが出現したせいで観光もできなかったのだが、それを憂う他の隊員に対して「日本の名物を3つもみました。地震、怪獣、ウルトラマン」と言って微笑んだのだ。ウルトラマンはいいかもしれないが、地震、怪獣も名物呼ばわりされてしまうのは困る。

 「ウルトラマン」では「“キエテ、コシ、キレキレテ”“君の宇宙語はわかりにくい”」という読み札もある。これは、バルタン星人との会見に向かうイデ隊員とバルタン星人の会話で、一見すると、この「キエテ、コシ、キレキレテ」がバルタン星人のセリフだと思うかもしれない。たしかに「キエテ、コシ、キレキレテ」は宇宙語で「僕、君、友達」という意味なのだが、これはイデ隊員が練習していたもの。しかし、バルタン星人を前にした恐怖で上手く発音できず、バルタン星人に「君の宇宙語はわかりにくい」と叱られてしまうのだ。

 取り札の裏面にはそのセリフがどんなシーンで使われたかといった説明文も書かれているので、それを参考にすればただのかるたとしてだけでなく、上級者向けのセリフ当てクイズにもなる。ウルトラマン好きなら、手に入れておきたい逸品だろう。

文=小里樹

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