「ワンパンマン」を生んだWEBマンガ界のカリスマ、ONEとは?

ダ・ヴィンチニュース / 2013年11月24日 11時20分

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『ワンパンマン』(村田雄介:著、ONE:原著/集英社)

ONEの存在を知っているだろうか? それは、WEBマンガ界のカリスマとも呼べるマンガ家。個人サイトで公開している「ワンパンマン」が驚異的アクセス数を誇り、村田雄介とタッグを組んでのリメイクが実現。『モブサイコ100』など自身の連載も大好評だ。『ダ・ヴィンチ』12月号では、WEBマンガ創作の秘密に迫りONEへのインタビューを掲載している。

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「自分が描いたマンガを直接知っている人に見せるのが恥ずかしくて……」

 ONEさんは、2009年にWEBマンガ投稿サイト「新都社」で「ワンパンマン」の連載を開始。その後個人サイトで継続し、約3000万のアクセス数を誇る。WEBマンガ界、いや日本マンガ界に誕生したヒーローなのだ。彼がWEBマンガの扉を叩いたきっかけが、冒頭の言葉にある。

「子どもの頃から、ずっとマンガ家になりたかった。小学3年のときにギャグマンガを描き始めました。でも、隠れてこっそりとです。マンガって自分を曝け出すので、それも恥ずかしかったんです。ずっと自分だけの世界。それが禁忌を犯すみたいで楽しくもあったんですけど」

 変化が訪れたのは大学1年のとき。携帯でマンガを公開した。

「匿名でOKなのがいいなと。初めて自分以外の読者ができました」

 PCを買ってからはWEBマンガに移行。いよいよ「ワンパンマン」をスタートさせ、さらなる幸運が訪れる。

「一時、僕がツイッターでマンガとどのように向きあっていくか迷っている、というような発言をしたんです。そうしたら、直接ツイッターを通して村田雄介先生が声をかけてくださって」

 ここに村田さんとのタッグが生まれ、「となりのヤングジャンプ」での連載につながった。出版社を介さずマンガ家が直接声をかけるのは、かなり稀なケース。互いに深くリスペクトしあっているのだ。

「村田先生の絵を初めて見たときには、感動しました。先生の『アイシールド21』は連載開始当初からすごいファンだったんです」

「ワンパンマン」の主人公は、ヒーロー“サイタマ”。ずば抜けた強さと能力を持っているが、おそろしくフツー。ハゲてるし(失礼!)。敵を倒しても、スーパーの特売を気にしていたりする。これは、ONEさんのもう一つの人気連載『モブサイコ100』の主人公・茂夫にも共通する。圧倒的な超能力の持ち主だが、中2の彼はごくフツーの思春期的悩み(恋とか)を抱えている。二人ともすごいのにフツー、フツーなのにすごい。

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