凡人がエリートに勝ち人生を面白くするコツは、赤信号とチワワがヒントに!

ダ・ヴィンチニュース / 2013年11月27日 11時30分

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『エリートを超える 凡人のための人生戦略ノート』(森田正康/かんき出版)

 道を歩いていると、前方が赤信号だ。しかし、車が通る気配はなく、近づいている音も聞こえない。さて、あなたは青信号まで待つだろうか、それとも赤信号を渡ってしまうのか。

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 「お前は本当に非常識だ」と、母からよくいわれるという著者は、常にリターンとバランスを瞬時に判断して行動しているという。たとえば赤信号の場合、警官に捕まった場合の罰金を1万円としよう。その金額に含まれているのは、警官の人件費だったり、インフラの整備費を考慮した運営コスト。だとしたら、赤信号を渡って目的地へ急いだときのリターンと、1万円を取られるリスクを天秤にかけてみて、安全で得だと判断できたら渡ってもよいのではないか。

 そのような軽妙な持論が語られているのが、森田正康著『エリートを超える 凡人のための人生戦略ノート』(かんき出版)。著者はUCバークレー、ハーバード、ケンブリッジといった輝かしい学歴を持ち、現在は教育系ビジネスのCEOを務めている。数々の大学に在籍してきた中で、世界に存在する桁外れのエリートをかいま見てきた。彼らに負けないための凡人ならではの生き方を見出し、実践してきた持論が記されているのが本著である。

 まず、何かやりたいことが見つかったら、最初に80点を目指すべきだという。60点まではすんなりと成長するので、もう少し頑張れば80点だ。そうすれば、ようやく頂上が見えると同時に、その先に続く険しい道のりを実感できる。はたして自分は頂上を目指すべきか、もしくは別のルートへ迂回すべきか。80点を獲得した場所でこそ、自分の立ち位置が把握でき、進むべき道が判断可能になる。100点を目指すことが難しければ、3つの分野で80点を取ればよいとのこと。バランスの良い実力があれば、あらゆる場面で活かせるからである。

 正しく空気を読む重要さも語られている。会議でうなずいているだけのイエスマンは、実は俗にいうKY。場の調和を考えているつもりかもしれないが、会議の場では重要ではない。むしろ、反対意見だとしても、より良くしていくための意見が必要とされているからだ。そうした人材は重宝され、別の現場でも呼ばれるので、チャンスが広がる。

 得意なことや持ち味をアピールすることでも、チャンスは生まれる。「年上の女性に好かれる」なんてものでもよいという。特徴を覚えてもらえれば、打ち合わせなどで年上の女性がいる場に呼ばれるチャンスが生まれるだろう。その際、数値化できないアピールがベスト。「営業が得意」などとすると、実際の売上げで判断されてしまうからだ。

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