「このマンガがすごい!2014」オトコ編 ランクイン! ミステリマニア書店員も絶賛の『僕だけがいない街』第3巻発売たちまち大重版!!

ダ・ヴィンチニュース / 2013年12月10日 11時40分

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『僕だけがいない街(3)』(三部けい/角川書店)

 本格タイムスリップサスペンス『僕だけがいない街』が、今着実に人気拡大中だ。主人公は、ある“現象”が身に起きる青年。交錯する現代の殺人事件と18年前の同級生の死。ミステリに造詣が深い書店員のお二人も熱く推薦する!

ミステリマニア書店員さんオススメポイントや画像付きのもっと詳しい内容はこちら

―怖い、でも読みたい! ミステリの醍醐味が目一杯味わえる(オリオン書房 所沢店 高橋美里さん)
―底知れぬ奥行きを感じさせる際立った構成力!(ときわ書房 本店 宇田川拓也さん)

 近年のミステリマンガの最高峰の一つになるのではないか。『僕だけがいない街』はそんな期待を抱かせる。ミステリに目がない(=評価が厳しい)書店員も推薦しているとおり、とにかく面白い。

 時が巻き戻る「再上映(リバイバル)」という現象が起こる青年・悟が直面した2つの悲劇。現代では母が事件に巻き込まれ、18年前には同級生の雛月加代が連続誘拐殺人事件の被害者となっていた。リバイバルによって2つの時を行き来し、彼らの運命を覆すべく奔走する悟。物語が進むにつれ、謎が謎を呼び緊迫感は増すばかりだ。

 そしてこの作品の魅力は、ミステリーとしての謎解きだけに留まらない。「愛の物語」、それがこの作品の本質だからだ。悟を必死で育て守ってきた母と、家庭に闇を抱え悲しい孤独に耐えていた雛月。悟は彼らへの愛に気付き、そのために事件に挑み、強くなろうとする。そんな悟の姿は、本当に感動的だ。愛のドラマがこの作品を傑作たらしめている。3巻が発売されたばかりだが、次巻が心底待ち遠しい。悟の戦いから決して目が離せない。

文=松井美緒

ダ・ヴィンチニュース

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