門脇麦「映画を見る前に必ず原作を読んで、私なりの世界観をいつも想像してます」

ダ・ヴィンチニュース / 2014年2月9日 11時20分

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『ピーター・パン』(J・M・バリ:作、厨川圭子:訳/岩波書店)

 毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、映画『愛の渦』に出演する門脇麦さん。本好きを公言する彼女に、門脇流の本の楽しみ方をお聞きしました。

門脇麦さんの写真付きインタビュー記事、映画『愛の渦』の詳細はこちら

 子どものころは、『小公子』『小公女』『赤毛のアン』といった名作から、偉人の伝記など、ありとあらゆる本を片っ端から読んでいたという門脇さん。

「本当にジャンルは問わないんです。純文学も好きで、太宰治も読みますし。それに、弟がいるのでたまに少年漫画を借りたりもしていますね。“『テラフォーマーズ』、きてるなぁ……”とか思ったりして(笑)。ただ、一番惹かれるのはファンタジー小説。今回も上橋菜穂子さんの『狐笛のかなた』を紹介しようかと悩んだのですが、小さいころに読んで強烈な衝撃を受けた作品ということで『ピーター・パン』を選びました」

 ちなみに、この度、門脇さんが出演した『愛の渦』に関しては、原作よりも先にシナリオを読んだそうだ。

「この作品に限っては、シナリオが先で良かったですね。というのも、原作とはラストが違うんです。原作のほうが残酷で、登場人物たちを突き放している感じがして。でも映画では私が演じた女1と池松(壮亮)さん演じる男1を最後の最後にちょっとだけフィーチャーしている。その描写があるおかげで、少し救われた気がしました。もし、原作を先に読んでいたら、オーディションを受けていなかったかもしれないです。ですから、もし舞台をご覧になった方がいても、新鮮な気持ちで映画を観ていただけると思いますよ」

取材・文=倉田モトキ

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