森三中・大島妊活休業で注目! 知られざる妊活の苦労とは?

ダ・ヴィンチニュース / 2014年2月14日 12時0分

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『ベビ待ちゴコロの支え方 あきらめない妊活、31のコツ』(矢沢心/主婦の友社)

 森三中の大島美幸が、妊活のために芸能活動を一時休止することを発表し、大きな話題を集めている。大島は過去に、放送作家である夫・鈴木おさむ氏との子を妊娠したが流産した経験を持ち、それ以降、芸能活動を休止して妊活することを考えていたといい、「100%の力で芸人をやりたいので、“(仕事)減らしてください”とお願いするのは、私の中ではちょっと違うかな」と完全休業への決意を語っている。

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 ネット上では励ましの声や休業を支持する声が多いが、中には「そこまでしないと妊娠は無理?」「仕事をしながらでも可能なのでは?」という声も。そこで、4年間の不妊治療の果てに長女を出産した、女優・矢沢心の『ベビ待ちゴコロの支え方 あきらめない妊活、31のコツ』(主婦の友社)から、妊活中の苦労やその乗り越え方を見てみよう。

 まず、妊活中の人はもちろん、妊活前段階の人をも悩ませる問題といえば、他人からの「赤ちゃんはまだなの?」攻撃。矢沢いわく「お天気の話をするように」聞いてくることで、相手には悪気がない場合や、近況うかがいのつもりなのかもしれない。それでも、聞かれる側にとっては大きな負担になるひとことだ。矢沢はそんなとき、「そうですねー、欲しいですねー」「考えているんですけどねー」と流して会話を終わらせたり、「あ、お子さん、いらっしゃるんですか?」と質問で返したり、「のらりくらり作戦」でかわしてきたという。実はそんなに真剣に子どもについて聞きたいと思っている人はいない。質問に真正面から答えて神経をすり減らすよりは、相手を煙に巻いて自分の心を守るほうがエネルギーを抑えられるのではないだろうか。

 また、矢沢は妊活の初期段階に行う「タイミング法」の捉え方も独特。タイミング法とは、女性が月に1度排卵するときにセックスすること。超音波検査や尿検査を見て、医師から「○日にタイミングをとって」と指導される。しかし、仕事や体調面、精神的なプレッシャーから、指定日にセックスできず、夫婦の仲がギクシャクすることも多い。矢沢の場合、相手からさりげなく断れた時は「“え? そんなぁ”と思う心にフタ」をして、「はい」と納得するにしているという。というのも、矢沢が心に決めていたのは「夫婦仲を大事にする」ということ。夫婦仲さえよければ、夫側も妊活に自ずと協力的になるはずと信じ、時には1カ月タイミングを見送ることも仕方がないという。子どもに前のめりになりがちな妊活中だからこそ、このようにときには客観視して夫婦のあり方を考えるべきなのかもしれない。

 妊活中の落とし穴は、精神的に焦り、「自分はなにもしていないのでは?」と思ってしまうこと。不妊治療の段階によっては、毎日のように注射を打ったり投薬したりと身体の負担も大きく、家事や仕事が思うようにできないことも多い。思うように結果が伴わないと、自分の中に原因を探してしまうことも。矢沢は「赤ちゃんを待つということは、それだけで重大なお仕事ですから、ほかに何もできなくてしょうがない」と、肩の力を抜くことを推奨している。

 いまや「10組に1組が不妊」ともいわれる時代。妊活休暇や助成といった制度すらまだまだ社会に浸透していないが、同時に心のサポートにもそろそろ目が配られてもいい時期なのではないだろうか。

ダ・ヴィンチニュース

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