リア充が集まるイベントに参加すれば、非リア充はリア充になれるのか?

ダ・ヴィンチニュース / 2014年2月19日 12時0分

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『リア充なんか怖くない』(六堂秀哉:著、早芽野うるて:原著/一迅社)

 合コン、スポーツバーでサッカー観戦、夏の海、クラブでのイベント、ハロウィーンパーティ…。世の中には、非リア充ではなかなか踏み込めないリア充のためのイベントがたくさんある。しかし、1月27日に発売された『リア充なんか怖くない』(一迅社)では、原作・構成の早茅野うるてとマンガ家の六堂秀哉という非リア充コンビが、数々のリア充イベントに体当たりで挑んでいる。非リア充でも、勇気を出してリア充イベントに参加すればリア充になれるのだろうか。

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 最初のリア充イベントは、毎日のようにあちこちで開催されているという「街コン」。でも、「街コン」は非リア充にとって未知の世界だ。なんせ、「街コン」に参加するには2人1組での応募が基本。だから、「一緒に街コン行こうよ」と誘える相手がいない人は、参加すらできない。つまり、非リア充には、応募の時点で高いハードルができてしまっているのだ。ただ、そのハードルを越えて実際に参加してみると、そんなに過酷で恐ろしい戦場というわけではなかったよう。「トランプのマークが合うグループをつくる」とか、運営側からのサポートもあるので、ちゃんと会話をして連絡先を交換することはできた。「なぜかリア充は下の名前で呼び合う」というリア充の掟を実行できていればもっと仲良くなれたのかもしれないが、否が応でもいろんな相手と話さなければならないので、リア充になるためのトレーニングとしてはピッタリ!

 また、リア充のためのスポットと言っても過言ではないのが「渋谷のスポーツバー」。サッカーのユニフォームを着て、大勢のサポーターと一緒になってワールドカップ出場で盛り上がるなんて、リア充ならでは。そんなリア充の聖地に乗り込んだ2人。はじめは「会場に一体感がない」とか「よくもまあサルのように騒げるもんだなあ」と思っていた六道。しかし、後半になるにつれて自分も「やはり日本が負けるのはイヤじゃないですか」と熱くなっていき、まわりの熱気や女性に抱きつかれたこともあって、かなりテンションは上がっていたよう。試合が終わっても渋谷は大盛り上がりで、「そんな気がなくてもノリよく手を上げればみんなハイタッチしてくれる」という。まわりの人とコミュニケーションをとって仲良くなるという点では、非リア充にはちょっとハードルが高いようだが、リア充の雰囲気を楽しみたいならもってこいだろう。

 逆に、リア充になるためにはやっぱりコミュニケーション能力も高めなければという人には、最近流行りの「リアル脱出ゲーム」がオススメ。少人数のグループに分けられるし、「演じている」という設定とみんなで協力しながら謎を解くという目的があるので、必然的にまわりの人とコミュニケーションをとることになる。リア充は、なにも出会いばかりを求めているわけではない。自分の立ち位置を素早く把握し、その場その場の人たちと一緒に盛り上がることができる。よりナチュラルなリア充に近づくためにも、「リアル脱出ゲーム」を楽しめるようになっておいても損はしないはず。

 いろんなイベントに参加するにつれ、はじめは声をかけるのもためらっていた作者たちも度胸がつき、上手く話せるようになっていったそう。いろんなイベントに参加して経験値を積めば、少しずつかもしれないが非リア充でもリア充になれる可能性はあるようだ。

文=小里樹

ダ・ヴィンチニュース

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