あの商品にも発ガン性物質? 買ってはいけないアレやコレ…あらためて復習が必要かも

ダ・ヴィンチニュース / 2014年2月27日 15時20分

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『体を壊す13の医薬品・生活用品・化粧品』(渡辺雄二/幻冬舎)

 商品のラベルを読むのが好きだ。幼い頃、本ばかり読んでいた私を心配した母が私から本を取り上げたところ、ジャムのラベルをずっと読んでいたと聞かされたが、不惑をとうに過ぎたいま、手元に本があってもラベルは必ず読む。活字中毒のためではなく、何が入っているかわからない商品をつかまされないためである。食品偽装や原発事故で、国も企業も消費者のほうを向いていないことが露呈した昨今、私にとってはラベルを読まずに買い物することはロシアンルーレットと同義語だ。

『体を壊す13の医薬品・生活用品・化粧品』の本文(一部)を読む【画像あり】

 『体を壊す13の医薬品・生活用品・化粧品』(渡辺雄二/幻冬舎)は、「買ってはいけない」シリーズ(金曜日)共著者の科学ジャーナリストによる、警鐘の書。全成分表示に切り替わったおかげで、かえって指定成分が見過ごされやすくなってしまった今日、あらためて発がん性が懸念される化学物質への注意を促している。たとえば、歯磨き粉に含まれるサッカリン、入浴剤に含まれるタール色素など。厚生労働省がアメリカからの圧力に屈して認可してしまった発がん性物質もある。人工甘味料のアスパルテームなどがこれに当たる。

 コラーゲンに関する章など、危険性に関しては甘味料と重複していて取り上げる必要はなかったのではと思われる箇所もあり、風邪薬・湿布役・止瀉薬など「説明書を読まない消費者にも問題があるのでは…」と思える箇所もあるが、それ以外は非常に参考になる。私は添加物を気にしていたほうだったのに、それでも気に入っていたシャンプーに界面活性剤が入っていたことを改めて知り、Amazonの定期購入を取りやめた。もしも添加物についてまったく危険性を感じていない人がいれば、即本書を購入し、買い物用バッグにいつも入れておくのがいい。

 添加物は人体にとって有害かもしれないが、害を押さえるべく微量にしてある、との反論もよく耳にする。しかし、食品や日用品の添加物が怖いのは、長期にわたる使用や複合的使用についてのリスクが、実験では不明な点だ。著者が懸念する通り、国と企業が消費者を使って長期にわたる人体実験をしている可能性が、100%ないとはいえないのだ。

文=遠藤京子

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