必要なのは「そこそこ」の英語力!? 無理なくできる英語学習法

ダ・ヴィンチニュース / 2014年3月2日 9時20分

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『英語は「そこそこ」できればいい!』(齋藤孝/朝日新聞出版)

 英語はできるに越したことはない。では、いったいどのくらいの英語力が必要なのでしょうか?

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 『英語は「そこそこ」できればいい!』(朝日新聞出版)の著者、齋藤孝氏によると、高度な英語で交渉やディスカッションをするのでなければ、日本人に必要な英語力は、ちょっとした会話ができる程度。そこそこの英語力で十分なのだそうです。

 そこそこの英語を身に付けるノウハウを伝授する本書。英文読解はできるのに、会話は苦手という、典型的な日本人の英語学習者であった著者が考えた「そこそこイングリッシュ」を習得する方法は、ユニークです。アウトプットが不足している日本人の英語学習者におすすめなのが、「ハイタッチ・イングリッシュ」。2~4人が1組となって、1人1分ずつ英語でプレゼンテーションする前に、ジャンプしてハイタッチ。ハイタッチは英語を話す別人格になるための儀式だそうで、これでテンションの低かった学生たちも、英語を躊躇せずに話しだすというのだから、おもしろいですね。

 「そこそこイングリッシュ」は、学校で英語を勉強してきた人であれば、いまある力で身に付けられるというのですから、猛勉強も必要ありません。中学や高校で勉強してきた「英語資源」を掘り起こして、うまく活用することで、英会話ができるようになるのです。

 まずは、「雑談イングリッシュ」で話題を自分が好きなことに絞ったり、会話を決められた型で乗り切ったりすることで、今ある「英語資源」をアウトプットできる状態にまでもっていきます。日本語訳という補助輪付きでペーパーバックを読むことで、ストレスなく英語の本を読む習慣をつけたり、「音読」したりと、オーソドックスな英語学習法も紹介されますが、そんな学習法にも、著者ならではの小技が含まれていて、長年英語を学習してきた私も試してみたくなりました。

 「ねっとり読みで抑揚をつける」、「3タイムズ・イングリッシュで子音をマスター」なども、気になる学習法。そして、なかなか覚えられない単語学習には、「マトリックス英単語トレーニング」という方法が紹介されています。

 英語が少しでもできた方が、今の時代、何かと便利で楽しいはず。ビジネスで英語を使う機会があり、英語習得の必要に迫られている人だけでなく、「当面の生活に英語は必要ない」という方にもおすすめです。

文=ぷりまべら

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