ライトノベル作家とか漫画家ってどうすればなれるの?

ダ・ヴィンチニュース / 2014年3月15日 9時20分

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第13回えんため大賞小説部門大賞受賞作『龍ケ嬢七々々の埋蔵金(7)』(鳳乃一真/ファミ通文庫)

 「あの小説がついにアニメ化!」「あの人気コミックの劇場映画がこの夏公開!」などのフレーズがネットを飛び交い、ファンの期待をふくらませる昨今。そのはじまりを生み出す「原作者になりたい」と思う人も少なくないだろう。

【記事全文】新人賞受賞者が語る作品づくりのポイントとは!?

 長年続くマンガの新人賞や、数千もの応募があるライトノベルの新人賞など、作家デビューへの登竜門は数あれど、そこは狭くて険しい茨の道。どんな作品を、どんなキャラクターを描けばその先へ行けるのか?

 そこで今回は数々のメディアミックス作品を生み出した『えんため大賞』(エンターブレイン主催)の事例から、創作のポイントを探ってみたい。『えんため大賞』では、小説・ガールズノベル・ガールズコミックの3部門の新人賞を同ブランドで行っているが、ジャンルによって審査側の評価基準はどう変わるのだろうか?

■編集者が求める作品とは!?

 審査側は応募作品をどう見るのか? どんな作品を求めているのか? 小説、ガールズノベル、ガールズコミックの各編集部を代表して、現役の編集者3人(全員女性)に聞いてみた。

◎小説部門(ファミ通文庫編集部)担当Aさん

──どんな主人公キャラが良いのか?

「ライトノベル読者のメイン層は10代~20代の男性です。共感を呼ぶキャラクターにするためには、中高生の男の子を主人公にするのがベターだと思います」

──おじさんや女の子はダメ?

「魅力的なキャラ造形ができれば、どんな設定でも問題ありませんが、若い男性読者が共感できる女子視点やおじさんの物語は容易ではないので、かなりハードルが高いですね」

──魅力的なキャラ造形とは?

「一概にはいえませんが、例えば過去の受賞作でアニメ化もされた『犬とハサミは使いよう』は、キャラ造形の好例です。強盗に殺された本好きな主人公は、好きな作品の続きを読みたいという執念で蘇ります……犬として。普通は“なんで犬?”“人間に戻れるのか?”となるところが、この主人公は『犬じゃ本が読めないじゃん』と真っ先に考えてしまう。読者も共感できる本好きというキャラが、犬になったことによって際だっているんですね。一方で、その翌年の大賞受賞作『龍ケ嬢七々々の埋蔵金』は、数多の“宝”が眠る人工島に多彩なキャラが集うという物語で、こちらは個々のキャラ造形もさることながら、キャラを暴れさせ、活躍させることができる舞台設定の懐の深さがポイントでした」

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