40歳、専業主婦歴15年からの社会復帰は茨の道? 再就職を勝ち取るには

ダ・ヴィンチニュース / 2014年3月28日 12時40分

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『ママ、今日からパートに出ます! 15年ぶりの再就職コミックエッセイ』(野原広子/KADOKAWA メディアファクトリー)

 4月を迎え、新生活をスタートさせる人も多い季節。子どもたちが進学して手が離れるようになり、脳裏に「パート」の3文字を浮かべている母親も少なくないはず。ただ、そこで躊躇してしまうのは、社会人としてのブランク。そのため、踏み出したいけれど最初の一歩がなかなか出ないというケースも少なくない。そこで今回は、15年ぶりの再就職を描いたコミックエッセイ『ママ、今日からパートに出ます! 15年ぶりの再就職コミックエッセイ』(野原広子/KADOKAWA メディアファクトリー)から、再就職の注意点を学んでみよう。

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 物語の主人公は、鈴木ユリコ40歳。結婚後退職し、一度はパート勤めを希望するも、専業主婦でいてほしいという夫とポロポロ涙を流しながら説得する幼い子どもたちの姿を見て断念。それから長い月日がたち、中高生になった子どもたちに「ママってなんで働かないの?」と言われたことをきっかけに、15年ぶりに社会復帰することを決意する。

 ところが、ハローワークに出ている求人に応募してもまったく受からない。受かるだろうと高を括っていた近所のスーパーでさえ、面接から2分で不採用。失意のままハローワークの担当者に相談すると、「土日祝日休みで、9時~14時勤務」というユリコの条件にかなう求人は、パートの中では人気。条件を広げない限りは、採用に結びつきにくいと言われてしまう。

 「パートだからすぐに見つかるだろう」という気持ちではなく、実際にどこまで自分の条件を広げられるのか。自分の希望を見つめ直し家族と話し合って、条件を広げておくことが採用への近道のようだ。

 ユリコは、ハローワークの担当者に乗せられるまま条件を広げ、印刷会社に採用されることに。しかしパソコンのタイピングもできないため、まったく戦力にならずにサービス残業を強いられたり、専門用語で怒られたりとストレスフルに。精神的に追い詰められているときに、同じハローワークに通っていた知り合いに、「あそこいっつも求人出ててさ。求人なくなったな~とおもったら、またすぐ出ててさー」と“なにかある会社”だと言われた上に、「焦ったね」と指摘される。「裏方で汗のかく仕事をしたい」と思っていたはずなのに、今はパソコンに悪戦苦闘する毎日。印刷会社の仕事も、家で復習したり勉強したりと努力はしたものの、能力の限界を感じて、3カ月の試用期間で辞めることに。

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