大家さんのホンネを知って、お得な引っ越しをしよう!

ダ・ヴィンチニュース / 2014年4月9日 12時0分

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『大家さん10年め。 主婦がアパート3棟+家1戸』(東條さち子/ぶんか社)

 引っ越しシーズンのピークが過ぎたばかりだけれども、あえて部屋と引っ越しと大家さんにまつわる、少しお得な話。次の部屋の契約更新や引っ越しで少し得する話。

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 主婦なのにアパート3棟+家1戸を所有する不動産経営者にしてマンガ家の東條さち子氏のコミックエッセイ『大家さん10年め。 主婦がアパート3棟+家1戸』(ぶんか社)が出版された。フリーランスで仕事をする人なら誰もが望む「安定した収入」を手に入れるために、東條氏は、アパート経営を始めた。そんな東條氏がアパートに加えて、新たに中古の一戸建てを賃貸用に購入するところから、本書は始まる。

 ギリギリで組んだ新規ローン、購入後に発覚する物件のボロさ、何かとクレームをつけ、トラブルを生み出す困ったちゃんの入居者。「大家さん」の裏側がユーモラスに描かれている一方で、本書は「お金」の話にグッと踏み込んでいる。そこから、大家さんと“お得に付き合う”方法が見えてくる!?

■愛と悲しみのプロパンガス!?
 賃貸住宅を選ぶ際には、都市ガスかプロパンガスかを確認しよう!!
 熾烈な契約競争を繰り広げるプロパン業者は、場合によってはユニットバスの交換設置費用まで出し、大家さんにガス代からキックバックすらするという。ゆえに、プロパンと都市ガスの物件では、都市ガスの物件のほうが高い傾向にある。しかし、ガス代はプロパンは都市ガスの2倍以上かかることも!! 家賃の差とガス代の差を見極めてから、部屋を決めよう!

■部屋を借りるなら4月か10月?
 ご存知の通り、賃貸業界において、入居シーズンは3月。そして、プチシーズンは9月。そこで契約が決まらないと、次のシーズンまで空室継続…という事態が起こる。家賃を少し下げてでも空室を減らしたいというのが大家さんの本音。つまり、4月以降、10月以降の契約時には、交渉すれば家賃が下がることも少なくないという。敷金礼金なども含め、大家さんと相談すべし!!

■ネット検索の家賃に騙されるな!?
 ネットでの部屋探しの場合、ユーザーは家賃の範囲で絞り込む。例えば「50,000円以内」で調べると50,000円の部屋は引っかからないが、49,000円だと引っかかる。そこで大家さんは、家賃を49,000円に設定したりする。一見、50,000円の部屋より得した気もするが、その差額が「管理費」として集金されたりする場合もあるという。家賃だけではなく、管理費も含めて部屋を選ぼう!!

■契約更新時には賃料交渉を!!
 同じアパートでも、借りた時期などによって値段が全然違う、なんてことも珍しくない。2年ごとの契約更新時には、不動産屋に必ず賃料交渉してみてください、と東條氏は言う。特にトラブルのない入居者のほうが大家さんは楽だし、新しい入居者を探す手間もかからない。入居者変更に伴うリフォーム代などは大家さんにとって大きな出費なのだ!! 家賃が下がる確率は「個人オーナー>法人オーナー」とのことです。 

 というわけで、筆者なら、今の契約が少々残っていても、オフシーズンに引っ越しすることをオススメする。次の契約更新時に引っ越すにしても、継続するにしても、メリットは大きい。

 大家さんの事情を察する者は賃貸契約を制する!?

文=水陶マコト

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