“あの方”の正体をポロリ!? 『名探偵コナン』青山剛昌インタビュー

ダ・ヴィンチニュース / 2014年4月18日 12時0分

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『名探偵コナン』82巻(青山剛昌/小学館)

 1994年の連載開始以来、変わらぬ人気を誇り続けるマンガ『名探偵コナン』は、今年で連載20周年。江戸川コナンをはじめとした魅力的なキャラクターひとりひとりの物語とドキドキの恋愛模様、黒ずくめの組織、本格的なトリックと名推理、そして“あの方”を巡る組織の大いなる謎……。ブレーンなどはいない。著者の青山剛昌は、たった一人で『コナン』の世界を創り続けてきたのだ。同じく創刊20周年を迎えた『ダ・ヴィンチ』5月号では、マンガ家としてのキャリアだけではなく、人生そのものを注ぎ込む創作の舞台裏に迫っている。

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――ご存知のように、『コナン』はアニメも支持され続けている。97年から毎年製作されている劇場版も大好評。4月19日には、最新作『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』が公開される。FBI捜査官・赤井秀一、女子高生探偵・世良真純、謎の大学院生・沖矢昴、さらにジェイムズ・ブラックやジョディ先生。超重要人物たちが続々と登場する。さすがは連載20周年のアニバーサリー・イヤー。原作と映画が深くリンクするのは、この作品が初めてなのだ。

【青山】「“あのネタ”をやるなら、リンクさせたほうがいいと思ったんです。そのネタは秘密なんですけど。いや……、“あの人”の正体がわかるというね」

 えっ! さらっと重要なこと言いましたよね!?

【青山】「今、描いていて楽しいのは、世良かな」

 世良は赤井の妹ではないかと疑われており、コナンとも過去に関係があったらしい不可解な人物だ。彼女も今後の展開を大きく左右する存在であろう。一方ファンの間では、80巻に登場し名推理を披露した将棋棋士・羽田秀吉も、キーパーソンなのではと話題になっている。

【青山】「彼はねえ、なかなか複雑ですよ。これからも出てきます。今度、名人戦の取材に行きますしね。羽田の“羽”は、羽生善治さんから取ったんですよ。原作では、“あの人”の正体以上のことが次々明らかになっていきますよ。まずね、安室透の本名が判明する。彼の回想になぜか灰原の母・エレーナも出てきてね。とある二人の母同士が姉妹だとわかったり……。いろいろなことがつながりますね。まずいなあ、しゃべりすぎです。まあ、連載を楽しみにしてください」

 どうか! どうか、あと二つ質問させてください! 黒ずくめの組織の目的とはナニ? APTX4869の作用から考えると、不老不死が怪しいのでは……。

【青山】「違います。確かにそう思っちゃうよね。今ね、組織の中では大変なことが起こっていますよ」

 え―っ、すごい気になる! では、誰もが知りたい最大の謎。黒ずくめの組織のボス“あの方”とは誰ですか? 阿笠博士はかなり以前から取り沙汰され、青山は公式に否定している。コナンの父・工藤優作も有力候補の一人だが。

【青山】「優作も違います。もう決めました。これからは、“あの方”の質問は受け付けません! だってわかっちゃったらつまらないでしょ。読者の皆さんと俺で、これからも推理合戦をしましょう!」――

 同誌ではほかにも、キャラクター誕生秘話や、ここでしか読めない裏話を数々披露。青山氏描き下ろしのイラストや、俳優・佐藤健との対談など、豪華企画満載の特集となっている。

取材・文=松井美緒/ダ・ヴィンチ5月号「祝! 連載20周年『名探偵コナン』特集」

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