正しい睡眠で月に1kg減! “寝るだけ”ダイエットの効果とは

ダ・ヴィンチニュース / 2014年7月10日 11時30分

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『寝るだけカンタン! おやすみダイエット』(左藤桂子:監修/イースト・プレス)

 もし、寝るだけで痩せることができるとしたら、こんなに嬉しいことはないだろう。『寝るだけカンタン! おやすみダイエット』(左藤桂子:監修/イースト・プレス)によると、きちんと眠れば一晩で約300キロカロリーも消費されるというのだ。これは、ごはん約1.5杯分にも相当し、体重に換算すると1カ月で約1kg痩せるということ。しかし、だからと言ってただ長時間眠ればいいというわけではない。いったいどうやって眠れば、痩せることができるのだろうか?

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 まずは、眠る時間。眠っている間には「成長ホルモン」が分泌されているが、この成長ホルモンには「傷ついた細胞を修復し、体をリセット」するだけでなく、「体内に蓄積された脂肪を分解し、エネルギーに変える」働きもある。いわば、「痩せホルモン」でもあるのだ。でも、眠りの質が悪かったりすると、成長ホルモンの分泌は70%も減少してしまう。そして、この成長ホルモンがもっとも分泌されやすいのが、夜10時~夜中の3時まで。それに、成長ホルモンは「眠りについた直後の3時間にまとめて分泌」されるため、眠りはじめの3時間をいかに快適にぐっすり眠れるかにかかっているのだ。また、アメリカのコロンビア大学が発表した論文によると、「睡眠時間が短くなるほど太りやすくなる」ということがわかっており、健康的に痩せるためには「7時間睡眠」がベストという考え方がスタンダードになっているようだ。生活が不規則で、夜型だからと諦めていた人も、7時間睡眠を守るだけで痩せやすくなるらしい。

 また、適度な運動をすることでよい睡眠とダイエットにつながるという。朝はヨガやウォーキング、ストレッチなどの軽い運動に適しており、筋肉を動かすのはもっとも体温が高くなる16時~20時ごろに行うのがベストのようだ。こういった運動は、快感ホルモンである「ドーパミン」を分泌させるので、食欲も抑えてくれる。ただし、夕食後に行うと寝付けなくなる可能性があるので、必ず夕食の前に運動するようにした方がいいらしい。なかなか運動する時間がとれないという人は、テレビや映画、本で泣いたり笑ったりするだけでもいい。睡眠をコントロールする機能に「一定の時間、大脳が働いたら、眠くなるようにする」というものがある。つまり、日中たくさん活動することで夜は自然と眠りにつけるようになっているということ。体だけでなく、心身を適度に疲れさせることで、より痩せるためのよい睡眠につながるようだ。

 そして、意外にも寝る前のセックスが痩せる眠りにつくためには最適だという。セックスをすると交感神経が高まり、体は活動モードになるそうだが、セックスの後は副交感神経が優位になり、一気に休息モードへと切り替わるらしい。この切り替えが、深い眠りへの誘いとなるのだ。さらに、女性はセックスのときに別名「信頼ホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンというホルモンを分泌する。恋人とのセックスで安心して眠りにつけるだけでなく、痩せホルモンまで分泌されるなんて、これ以上幸せなことはない。

 「明日から始めよう……」と思ってなかなかダイエットに踏み切れなかった人も、まずは正しく気持ちよく眠ることから始めてみよう。

文=小里樹

ダ・ヴィンチニュース

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