書店を超えて広がるホラーの輪 「ホラー好き書店員のホラーまつり2014」開催!

ダ・ヴィンチニュース / 2014年7月16日 20時10分

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『赫眼(あかまなこ)』(三津田信三/光文社)

東京・中目黒にある中目黒ブックセンターを中心に複数の書店で「ホラー好き書店員のホラーまつり2014」というユニークな店頭フェアが2014年8月上旬より開催される。

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 同フェアはタイトルからわかるように「ホラー作品」を集めたフェアなのだが、選者は出版社ではなく、さまざまな書店のホラー好き書店員。書店の壁を超えてオススメする「ホラー作品」が並ぶフェアとなっている。

 自身もかなりのホラーファンという中目黒ブックセンターの佐藤亜希子さんはフェア開催のきっかけを、2014年5月に開催された「『幽』怪談文学賞」授賞式の会場で『幽』編集者と「ホラー作品のフェアをやろう!」と盛り上がったことからだと語り、twitterなどでいろいろな書店のホラー好き書店員に呼びかけてフェアの実現に至ったという。

 とはいえ、書店員といえどもなかなかホラー好きを見つけるのは容易ではなかったようだ。
「ホラーフェアは、自分が好きなので毎年夏に開催しているけれど、実はホラー作品について語りあえる仲間が近くにいなかったんです。今回、いろいろな書店さんに声をかけさせてもらったのも“ホラー友達”が欲しかったというのもあるんです」と語り、同店でもホラー好きという店員は少ないのだという。しかし今回のフェアはいわゆる「ホラー小説」だけをそろえるものではない。

 今回、各書店が推薦する作品の中には『きつねのはなし』(森見登美彦/新潮社)や『事件記者コルチャック』(ジェフ・ライス/早川書房)といった普段ならホラーというジャンルにはくくられないものや、『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』(羽根田治、他/山と渓谷社)といったノンフィクションもラインナップされている。「いわゆるホラー作品にこだわらず“怖い”と感じた作品を挙げてもらっています」というとおり各書店員の個性が強く出た興味深いラインナップとなっている。現在まだラインナップを更新中で、さらに参加書店もまだ募集中だという。

 夏は他の季節と比べて、ホラー作品の売上げはグンと上昇するという。まさに書店も読者もホラー本番といえるこの季節、ぜひ恐怖を味わう読書をしてみてほしい。ちなみに佐藤さん推薦の1冊は三津田信三『赫眼(あかまなこ)』(光文社)。12編を収録した直球のホラー短編集だ。

「私はホラーしかできないので、今年は毎年やってるフェアをバージョンアップしたものにしたかったんです」という佐藤さんこだわりの棚は完成しだい各書店の推薦本のラインナップとあわせて紹介したい。

「ホラー好き書店員のホラーまつり2014」参加書店募集中!
問い合せ:中目黒ブックセンター 佐藤
電話:03-3792-1212
Mail:nakamebc※titan.ocn.ne.jp(※を@に変更してください)

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