チーター、コブラ、オオスズメバチ…危険動物に遭遇した時のサバイバル術

ダ・ヴィンチニュース / 2014年8月1日 11時30分

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『危険動物との戦い方マニュアル』(今泉忠明/実業之日本社)

 夏の海外旅行シーズンがやってきた! アマゾンや熱帯雨林、サバンナなど、都会の喧騒を離れて豊かな自然に抱かれにいくのは至福の体験に違いない。が、しかし! さすがは海外、スケールの大きさもさることながら、危険生物のヤバさも超ド級なのだ。

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 『危険動物との戦い方マニュアル』(実業之日本社)をひも解くと、森、川、草原、砂漠など、地域別にデンジャラスな動物とその対処法が網羅されている。

 著者は、人気動物学者・今泉忠明先生。「(調査中に)ヘビにかまれたりスズメバチやツェツェバエにさされたり、いろいろありましたが、幸運にもとくに問題なく生きています」。そのときに考えた「危険動物に出くわしたらどうすれば良いのか」を参考にまとめたものが本書なんだそう。

 正直、“出会ったが最後、運のツキ”感が否めないが、対処法を知っていればなんとかならなくもない! という危険動物たちをいくつかご紹介してみよう。


●チーター(西アジアからアフリカに生息)
走り出して3秒で時速100キロ近くまで加速できる世界最速の哺乳類。

ヤツに出会ったら「静かに立って、チーターの眼を見つめ、悪意のないことをつたえる。そして静かに後ずさりして離れる」こと。騒げば興奮して攻撃的になり、走れば獲物と思って追いかけてくる。


●キングコブラ(インドから東南アジアのジャングルに生息)
ゾウをも倒す猛毒の持ち主。鎌首をもたげれば、顔は大人の顔と同じ位置に来る。

しかし「コブラの攻撃範囲は鎌首を上げた高さと同じ距離までなので、頭まで150㎝上げたとすれば、150㎝離れれば毒牙は届かない」のだそう。ヒラヒラする旗を枝につけて、標的を誤らせるのも◎。


●カンディル(南米のアマゾン川に生息)
体長10~20㎝の“人食いナマズ”。「大型魚のエラから入り肉を食いちぎりながら内部に侵入するが、アンモニアに反応するため、人間の尿道などからも体内に侵入する」らしい(ぎゃああ!)。

ハッキリした対策は明記されていないのだが、調べてみると、水着や下着をつけて下半身をぴったりと覆っておくのが有効らしい。ちなみに、Tバックも元々はブラジルの先住民がカンディル対策として編み出したという説がある。

ちなみに、一度体内に入れば「とげの返しがあり、カンタンには引っ張り出せない」ため、病院で切開手術に…。アマゾン怖い。


●オオスズメバチ(東南アジアに分布、日本にも数多く生息)
みなさんおなじみの殺人バチ。顔つきも極悪人のそれ。

出会ってしまった時の対処法は、「その場にしゃがんで、じっと動かない。カラダにハチが止まっても、ピクリとも動かず、我慢する」こと。人間に寄って来るハチはたいがいパトロール隊で、攻撃する気はない。騒がず、静かにしていれば立ち去るそう。


 ただし、南アフリカ、南アメリカ、北アメリカに分布する「キラービー」はヤバい。一見ミツバチっぽい愛くるしい姿だが、巣に近づくものは全て敵。一瞬で臨戦態勢になり、「10万とも100万ともいわれる大群が800m以上も追いかけてくる」など、全力で息の根をとめにくる。

 どうか「…出会わねーよ!」と言わず、参考にしてほしい。

文=矢口あやは

ダ・ヴィンチニュース

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