【画像あり】クラゲなんかに負けねぇ! 本気出して“美しすぎる”イカとタコの実態に迫ってみた

ダ・ヴィンチニュース / 2014年8月26日 11時40分

写真

『世界で一番美しいイカとタコの図鑑』(窪寺恒己:監修、峯水亮:解説、その他/エクスナレッジ)より

 水の中をユラユラと泳ぐ姿が魅惑的な生物といえば、真っ先に思い浮かぶのはクラゲだろう。新江ノ島水族館や鶴岡市立加茂水族館など、クラゲの展示に力を入れる水族館もあり、いまや大人気の海洋生物だ。

【写真あり(6枚)】世界一美しいイカとタコを見る

 だが、ここで異を唱えたい。大切なヤツらを忘れてはいないか――。『世界で一番美しいイカとタコの図鑑』(窪寺恒己:監修、峯水亮:解説、その他/エクスナレッジ)を眺めていると、こんなことを言いたくなる。

 本書は、さながら世界中のイカとタコを集めた水族館。「イカとタコなんて、食べるぐらいしか興味ないよ」という、かつての私のような人間からすれば、今まで見たことのない世界から目が離せなくなること間違いなしだ。事実、私自身がすでにイカとタコの虜になりつつあるのだから。

 まず驚かされるのは、タイトル通りの「美しさ」だ。海中を泳ぐイカやタコたちは、想像以上にカラフルで巧みにデザインされたかのような姿をしている。

 透明なイカのなかには、ネオンカラーが光る幼体もあれば、ホタルイカのようにブルーの光を放つものもある。ホタルイカは黒い膜でおおわれた発光器を3つ持ち、敵に目くらましを食らわせたり、仲間内でコミュニケーションをしたりするために光を放つと考えられているそうだ。

透明なタコは、マダコの幼体のように、白い半透明な体に赤や黄色のインクを落としたような姿が特徴。中には、「スカシダコ」というクラゲによく似たものもおり、この種は生まれてから成体になるまでずっと浮遊生活をしており、「同じように深海に生息するクラゲ達のそばにいることによって、カモフラージュでき」、捕食者に見つからないよう工夫しているのではと考えられているらしい。

また、イカ・タコたちのフォルムや大きさのバリエーションの豊かなこと! 絵に描いたようなイカとタコしか知らなかったことを詫びたくなる。例えば、「ミミイカ」は短い足をらせん状にキュッとしまい込んだように縮めているのがかわいらしい。反対に、マダコ科の一種の幼体は、細く長い長い足を優雅に舞わせて泳ぐのだ。

かと思えば、一方で巨大すぎるイカやタコもいる。”謎の多い巨大イカ”「ダイオウホウズキイカ」は、大きさこそ8mと、かのダイオウイカに及ばないものの、約500kgの体重はイカ界でももっとも重い種。獲物を捕るための2本の足には、牙のような大きなかぎ爪状のフックがあり、しかも360度回転するというのだ。巨大ながら浮遊力を保つために体には塩化アンモニウムが多く含まれ、ぶよぶよとしているという話。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
ダ・ヴィンチニュース

トピックスRSS

ランキング