新劇場版「頭文字D」の秘密兵器は「Dタッチ」 3DCGで存在感を示すサンジゲンの新手法とは?

ダ・ヴィンチニュース / 2014年8月27日 19時30分

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8月23日から全国で公開された『新劇場版「頭文字D」Legend 1–覚醒-』

ヘアピンカーブでの華麗なるドリフトテクニック!

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 誰でも一度はコーナーを攻めた経験があるだろう(チャリで)。そんな男の飽くなきスピード欲を掻き立てる、あの名作が帰ってきた!

 公道でスピードバトルを繰り広げる名作『頭文字(イニシャル)D』。新劇場版3部作となり、第一作目、『新劇場版 「頭文字D 」Legend 1 –覚醒-』が8月23日から全国で公開された。

見所はもちろん、ドリフト・ハチロク・溝落とし! 原作に忠実ながらも、アクションシーンは、バージョンアップ! さらに声優・音楽を一新して、新鮮味が増している。


■全編CGなのにマンガっぽい!?
 今回、劇場版を制作したのが、アニメプロダクション、サンジゲンとライデンフィルム。サンジゲンとは、3DCGでおなじみの制作会社。アニメ『咲-saki-』の麻雀牌を囲むシーンを手がけたことでも知られている。

 今作でも、バトルシーンはスピード感が増して、引き込まれるものがあった。そうであるにも関わらず、原作・アニメファン両ファンも大満足の作画であった。 サンジゲンも制作に荷担しているからには、さぞかしCGパートが多かったにちがいない。一体どこが、CGパートだったのか。 サンジゲン代表の松浦裕暁氏に聞いた。やはり車の動きはすべて3DCGだったのだろうか。

「はい。新劇場版『頭文字D』は、全編3DCGで制作しましたし、一部キャラクターも3DCGをつかっています」と驚きのコメントをくれた松浦氏。

 注意力散漫な記者には、映画のどのシーンも原作のタッチを生かしているように見えた。描線が迫力をかもしだし、その雰囲気は、まるで手描き。 ピクサーアニメのような、リアルな立体感やCGらしい質感も特に見受けられなかった。松浦社長、それは本当なのだろうか……。

「私たちの手掛けている3DCGは、『セルルックアニメーション』という画風です。 セル画のように、線を生かした画に仕上げています。そのため、人物も車も『セルルック』のトーンなので違和感がないはずです。 いわゆる“CGらしい”画面に見えないのは『セルルック』だからです。 この手法は、昨年末放映された『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』でも使用しました」(松浦氏・以下同)

■日本人になじむ新CGの表現!
 確かに今作は、マンガとアニメの良いところを両立したようであった。いわゆるCGっぽくない、3DCGの「セルルック」は、どうして生まれたのであろうか。

ダ・ヴィンチニュース

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