乃木坂46・高山一実「いつか私も、娘から母親になる、その日のために」

ダ・ヴィンチニュース / 2014年11月8日 5時50分

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『少女』(湊 かなえ/双葉社)

 毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、10枚目のシングル「何度目の青空か?」がオリコン1位に輝いた、アイドルグループ「乃木坂46」の高山一実さん。湊かなえ作品の大ファンで、本誌では『少女』をオススメしてくれたが、他にもたくさん語りたいことがあるそうで……。

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 高校の時、湊かなえのデビュー作『告白』に出会い、第2作『少女』を読んで「度肝を抜かれました」。ミステリー全般が好きだが、よしもとばななの恋愛小説も好き。読書が趣味となり、高校の頃は図書室に入り浸っていたという。

「司書の先生とも、本についていろいろ話すようになったんです。先生と仲良くなったおかげで、湊さんの新作が図書室に入ると、私の机までわざわざ届けてもらえるようになりました(笑)」

 乃木坂46のメンバーとなり、千葉から東京へ出てきてからは、なかなか本を読む時間が取れずにいた。しかし、3年間走り続けてきた経験で、自分なりの生活リズムを見つけることができるようになったという。今は仕事の合間に、読めずにいた湊作品の新作を一気読みする日々だ。

「最近読み終えたのは、『母性』です。母と娘の葛藤を描いた物語なんですが……全母親に読んでほしい! ダメな母親の例が載っているんですよ。小説の中の言葉で印象的だったのは、母親というのは、母親であり娘でもあるということ。“いつまでも娘のままでありたい”っていう気持ちだけだと、自分に子どもができたとしても、いい母親にはなれないですよね。

 私は今、お母さんにすごく助けられています。休みの日には、私が一人暮らししている家にやってきて、料理を作ってくれたり、掃除を手伝ってくれたり。お母さんに頼りっぱなしです。でも、まだぜんぜん考えたこともないけど、私もいつか子供を産み、その時になっても私がいつまでも娘気分で、お母さんに甘えてばっかりだったら、子供がかわいそう。私もいつか、ちゃんと母親になれるように……料理もお掃除も、もうちょっとずつ頑張ります(笑)」

取材・文=吉田大助

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