松井玲奈がイメージキャラクターに! 女性がハマる “キャラクター”時代小説「招き猫文庫」創刊

ダ・ヴィンチニュース / 2014年11月9日 12時0分

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『書き下ろし時代小説集 てのひら猫語り』(あさのあつこ、金巻ともこ、越水利江子、時海結以、平谷美樹:著 、川原 泉:イラスト/白泉社)

ブームが定着し、いまや一大人気ジャンルとなった時代小説。
そこへ白泉社のまったく新しい文庫シリーズが参入した。
マンガ出版社ならではの“キャラクター”にこだわった時代小説には、
女性を夢中にさせるヒーローやヒロインが続々登場!
さっそく気になる作品をチェックしてみよう。

アンソロジー『てのひら猫語り』あさのあつこさんのインタビューはこちら

■表紙も物語も女性がハマる、新感覚時代小説シリーズ
 数々の名作マンガを世に送り出してきた白泉社がもし時代小説を手がけたら……? そう考えただけで想像がふくらむ、まったく新しい時代小説シリーズ「招き猫文庫」がこの11月5日に創刊した。

「いつの時代にも誰もが憧れるヒーローやヒロインがいました。無名でも精いっぱい働き、学び、友情や家族愛をはぐくみ、燃えるような恋をしてきた人々がいました。私たちは彼や彼女たちを“スーパーキャラクター”ととらえ、時代小説というイマジネーション拡がる世界のなかで、思いっきり羽ばたかせようと思いました」

 そんな編集部の思いを込めてスタートした本シリーズは、女性作家を多く起用している。第一回目に刊行されるのは、あさのあつこさんほか4人の作家が紡ぐアンソロジー『てのひら猫語り』、深沢美潮のちょっと切なくて不可思議なお江戸散歩絵巻『ぷらっと黄表紙 猫の恋』、藤咲あゆなが源平の世に絢爛と咲いた女性たちを描いた『源平の姫君たち紅の章』ほか、バラエティに富んだラインナップ。表紙イラストにも、『笑う大天使』の川原泉、『紅茶王子』の山田南平など白泉社の人気マンガ家が参加している。従来の男性向け時代小説とはかけ離れた、ジャケット買いしたくなるほど女性の目を引くシリーズだ。

 招き猫文庫編集長の松浦豊氏によると、このような女性読者を意識した時代小説を出すことは、ずいぶん前から多くの社内スタッフが考えていたという。

「弊社は、小説ではボーイズラブ系のものを20年前から出していますが、他のエンターテインメントも出したいという声はずっとあがっていました。特にここ数年ブームになっている時代小説は、『しゃばけ』シリーズや『みをつくし料理帖』シリーズが女性に人気でベストセラーになったのに、書店に行っても女性が読みたくなる時代小説が少ないね、と。そこで歴史の知識がなくても気軽に楽しめる、ライト層に向けた時代小説シリーズを立ち上げることにしました。白泉社のマンガで育った人たちももう30〜50代。そういったマンガファンの方々にも楽しんでもらいたいと思っています」

 招き猫文庫では時代小説の新人賞も創設。入賞者には担当編集者がつき、大賞作は招き猫文庫より刊行される。
 キャッチコピーは“ネコろんで読める時代小説”。
 読むのも、書くのも、ぜひ肩の力を抜いてお楽しみあれ!

取材・文=樺山美夏

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