2014年No.1小説は東野圭吾『マスカレード・イブ』!

ダ・ヴィンチニュース / 2014年12月6日 11時30分

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『ダ・ヴィンチ1月号』(KADOKAWA メディアファクトリー)

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■小説ランキング部門(※誌面には50位まで掲載)
【1位】『マスカレード・イブ』(東野圭吾/集英社文庫)
【2位】『天の梯 みをつくし料理帖』(高田 郁/角川春樹事務所ハルキ文庫)
【3位】『ペテロの葬列』(宮部みゆき/集英社)
【4位】『明日の子供たち』(有川 浩/幻冬舎)
【5位】『銀翼のイカロス』(池井戸 潤/ダイヤモンド社)
【6位】『女のいない男たち』(村上春樹/文藝春秋)
【7位】『ハケンアニメ!』(辻村深月/マガジンハウス)
【8位】『村上海賊の娘』(上・下)(和田 竜/新潮社)
【9位】『虚ろな十字架』(東野圭吾/光文社)
【10位】『ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時』(三上 延/メディアワークス文庫)

 1位の『マスカレード・イブ』は、前作『マスカレード・ホテル』のエピソード0のような短編集だ。新田と尚美が出会う前、ふたりが仕事にどう向き合い、闘ってきたかがテンポよく描かれている傑作である。

 2位の『天の梯』は、大人気シリーズ「みをつくし料理帖」の最終章。シリーズをとおして、澪の波乱万丈の人生を、読みながら応援してきた読者も大満足できる結果だといえる。3位の『ペテロの葬列』もシリーズの続編である。ミステリーであれ、人情ものであれ、シリーズ化された独特な世界観や個性的なキャラたちに、多くの人が惹きつけられた結果だといえる。

 また今回は、いわゆる「お仕事小説」のカテゴリーも10位以内に多く見られた。4位の『明日の子供たち』、5位の『銀翼のイカロス』、7位の『ハケンアニメ!』、10位の『ビブリア古書堂の事件手帖5』。1位から3位も、広い意味でいえば、このジャンルに属するだろう。「知らない職場が垣間見られる」「プロフェッショナルってどんなもの?」「働くことの意味とは?」といった、読者にとって身近な話題や興味が、そこに描かれているからだ。しかも読後に、元気になれるのがいい。仕事で落ち込んだり、悩んだりしたとき、そっと手に取り明日への力にする。「よし、頑張ろう!」と、背中を押してくれる、そんなお仕事小説の分野は、これからもどんどん広がっていくに違いない。

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