アスリートは風邪・インフルエンザにかかりやすい!? 運動と免疫機能の関係とは

Digital PR Platform / 2019年10月15日 11時0分

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監修:国立スポーツ科学センター スポーツ研究部 研究員 博士(スポーツ科学) 枝 伸彦先生

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「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』( http://www.well-lab.jp/
)にて、新たなコンテンツを発表しています。以下にご紹介いたします。
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日々、身体を鍛えているアスリートは、免疫機能が高いイメージ。けれど実際は、肝心の試合前に風邪やインフルエンザなどで体調を崩して、思い通りのパフォーマンスを発揮できない人も…。人一倍、細心の注意を払って身体に気を使っているはずなのになぜ? スポーツ科学の専門家である枝伸彦先生にお話をうかがいました。日々、身体を鍛えているアスリートは、免疫機能が高いイメージ。けれど実際は、肝心の試合前に風邪やインフルエンザなどで体調を崩して、思い通りのパフォーマンスを発揮できない人も…。人一倍、細心の注意を払って身体に気を使っているはずなのになぜ? スポーツ科学の専門家である枝伸彦先生にお話をうかがいました。

高強度の運動は、実は免疫機能を低下させる!?

私たちは基本的に、運動をすればするほど健康になると考えがち。確かに、一般の人が健康目的や趣味で行う適度の運動は、免疫機能をアップさせることがわかっています。

しかしアスリートが行うような高強度の運動は、身体を極端に疲労させ、免疫機能の低下を招きます。「つまり、一見身体が丈夫そうに見えるアスリートは、実は風邪やインフルエンザの罹患リスクが高いといえるのです」(枝先生・グラフ1)


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アスリートが風邪・インフルエンザにかかりやすいのは、免疫機能低下の影響!?

体内の免疫をつかさどる免疫細胞や免疫抗体はたくさんありますが、アスリートの体調を身体に負担なく簡便に測定できる指標として使われているのが、唾液に含まれる「SIgA(Secretory Immunoglobulin A:分泌型免疫グロブリンA)」です。SIgA値は、「高疲労」の状態にさらされたときに低下。SIgAの分泌量が少ないほど、感染症にかかりやすいことや、風邪の発症当日にかけてSIgAの分泌量が減少し、発症後にSIgAの分泌量が回復するなどの研究結果があります。

「運動とSIgAの関係について見ると、ヨガのような中強度の運動はSIgAの分泌を高めますが、たとえばマラソンのような一過性の高強度運動をすると、翌日までSIgAの分泌量が減ること、すなわち身体の免疫機能が低下することがわかっています。いわゆるウイルスや細菌の侵入に対して無防備な状態“Open Window”となってしまうのです。また、強化合宿などで継続的に高強度運動を行うと、疲労が蓄積し、集団生活などでストレスも感じやすくなることから、数日にわたってSIgA値が下がり、慢性的な免疫機能の低下を引き起こすことも調査で判明しました」(枝先生・グラフ2)



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アスリートだけじゃない! 免疫機能低下のリスクを抱える人とは?

ハードなトレーニングに加えて、遠征先への長距離移動、強化合宿、プレッシャーなど、常に「高疲労」「高ストレス」にさらされるアスリートは、免疫機能が低下しやすく、風邪やインフルエンザにかかるリスクと隣り合わせにあります。

また、アスリートに限らず、試験前の学生や受験生、育児中のママ・パパ、重要な会議やプレゼン前の社会人など、同じく「高疲労」「高ストレス」の状態にある人は、風邪やインフルエンザのリスクが高くなるので注意が必要です。


免疫のベースラインUPと、ウイルスや細菌を体内に入れない「感染症予防」が重要

風邪やインフルエンザにかからないようにするには、免疫のベースラインを高めることと、ウイルスや細菌を体内に入れない「感染症予防」の両方が必要です。

「中強度の運動を行ったり、日々、身体を動かしたりするライフスタイルは、免疫のベースラインを上げてくれるので、ぜひ心がけたいところ。また、マッサージやはり、アロマテラピーなども免疫機能を高めてくれるので、生活に取り入れるといいでしょう。もちろん、栄養バランスのとれた食事をすることや、睡眠時間を確保して規則正しい生活を送ることも疲労やストレスを改善するので、免疫機能の低下を防ぐためには重要です」(枝先生)

ウイルスや細菌を体内に入れない「感染症予防」には、厚生労働省が推奨している手洗い、マスク、ワクチン接種がマスト。「また、加湿やインフルエンザ予防効果があるといわれる“緑茶”を飲むのもおすすめです。対策はひとつではなく、何重にも重ねるとよいでしょう」(枝先生)


ウイルスや細菌を体内に入れない新予防法。カギは「のどバリア」にあり!

ウイルスや細菌は、のどや鼻の粘膜細胞に感染しますが、のどや鼻の粘膜細胞の表面にはウイルスや細菌などの異物を体内に侵入させないように、感染前の最後の砦として「のどバリア」機能が備わっています。実はこの「のどバリア」を高めれば、たとえ口や鼻からウイルスや細菌が入ってきたとしても、粘膜細胞に感染する前に排除することができ、風邪やインフルエンザにかかるリスクを下げられることがわかっています。
そこで最近、風邪やインフルエンザの新予防法として注目を集めているのが、「のどバリア」を高める方法 ( https://www.well-lab.jp/concern/tsukare/1007/
)です。

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●ウーマンウェルネス研究会supported by Kao とは
『ウーマンウェルネス研究会supported by Kao』は、現代女性のライフステージごとに異なる様々な心身の不調を解消し、女性が健康で豊かな生活を送り充実した人生を実現することを願って、医師
や専門家、企業が集い2014年9月1日に発足いたしました。女性のウェルネス実現のために、公式サイト「ウェルラボ」( https://www.well-lab.jp/
)やイベントなどを通じて、女性が知っておきたい
健康の基礎知識や不調への対応策など、心身の健康に役立つ情報を発信します。

●ウーマンウェルネス研究会の概要
・発足日: 2014年9月1日
・医師・専門家: 対馬 ルリ子 (産婦人科医、対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座院長)
(50音順) 小島 美和子 (管理栄養士、有限会社クオリティライフサービス 代表取締役)
(敬称略) 川嶋 朗 (統合医療医、東京有明医療大学 保健医療学部鍼灸学科 教授)
中村 格子 (整形外科医、スポーツドクター、Dr.KAKUKOスポーツクリニック院長)
福田 千晶 (産業医、内科医・リハビリ医、人間ドック専門医、健康科学アドバイザー)
渡邉 賀子 (漢方専門医、麻布ミューズクリニック名誉院長)
・協賛: 花王株式会社、パナソニック株式会社 (五十音順)
・Web サイト:『ウェルラボ』: https://www.well-lab.jp/
 (2014年9月11日OPEN)
※ウーマンウェルネス研究会から発信している季節の健康情報は「ウェルラボ」をご覧ください。

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<本件に関するお問い合わせ先>
ウーマンウェルネス研究会 事務局
TEL:03-4570-3167 FAX:03-4580-9155 Email:info@well-lab.jp



関連リンク
ウェルラボ ウーマンウェルネス研究会
http://www.well-lab.jp/

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