1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

資生堂とNTT、化粧品の触り心地を遠隔・非接触で体験できる技術開発に向けた共同研究を開始 ~両社の強みを活かし一人ひとりの多様なニーズに応え、新たな体験の機会創出をめざす~

Digital PR Platform / 2024年9月18日 11時15分

資生堂とNTT、化粧品の触り心地を遠隔・非接触で体験できる技術開発に向けた共同研究を開始 ~両社の強みを活かし一人ひとりの多様なニーズに応え、新たな体験の機会創出をめざす~

 株式会社資生堂(本社:東京都中央区、代表執行役 会長CEO:魚谷雅彦、以下「資生堂」)と日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田明、以下「NTT」)は、資生堂の感性科学研究の知見とNTTの非接触情報提示技術を融合し、遠隔・非接触でも、化粧品の触り心地を視覚や聴覚を通して体験できる、革新的な技術の開発をめざし、共同研究を開始しました。
 これまでオンライン販売では、実際の商品やテスターに触れることなく化粧品の触り心地を伝える手段は限られており、動画や言語表現による情報提供が主流でした。本共同研究を通じてさらに体験価値を高め、将来的には遠隔・非接触でも触り心地を体験し、時間や場所、言語などの制約を超えて、いつでも世界中の一人ひとりの多様なニーズに応える新たな体験機会を創出します(図1)。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2341/95089/600_285_2024091710134366e8d7c7afe18.png


1.背景
 インターネット上での商品やサービスの売買、すなわちオンライン販売の急速な普及に伴い、多くの生活者がEC(Electronic commerce)を通じて化粧品を購入するようになりました。デジタル上での購買・体験活動の多様化が一般化している現在に対して、オンライン販売などの購買環境では、繊細で多様な化粧品の触り心地の確認など、店頭と同様に化粧品に直接触れて試すことができない課題があります。
 資生堂は、一人ひとりの美のニーズに寄り添い、いつでも・どこでも、ビューティーの力を享受できる機会を提供することで、人々が幸福を実感できるサステナブルな社会の実現をめざしています。その実現のために、資生堂の強みである人の感覚や心理といった主観的なものを客観的・科学的なアプローチで解き明かす感性科学研究とDX(デジタルトランスフォーメーション)の融合にも多数取り組んでいます。
 一方、NTTは、人間が感じ取る感覚・知覚の内容を、リアルに、そして豊かに伝達・共有することをめざし、これを可能にする社会をめざした研究開発を行っています。近年では、素材の柔らかさを非接触でお客さまに伝える技術提案を行っています※1。
 両社のビジョンと新しい技術開発に必要な知見が合致したことから、この共同研究を開始するに至りました。

2.両社の役割と活用するコア技術(図2)
 資生堂は感性科学研究において、肌触りや化粧品の感触に関する知覚メカニズムの知見※2,3や、心地よい感触を生み出す製剤化の知見※4を提供し、NTTは質感を伝達する非接触情報提示技術※5や質感の錯覚に関する知見※6を提供します。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください