1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

大塚製薬が「世界メノポーズデー(10/18)」を前に、「更年期の手指の不調(メノポハンド※1)に関する意識調査」を実施

Digital PR Platform / 2024年9月26日 11時0分

大塚製薬が「世界メノポーズデー(10/18)」を前に、「更年期の手指の不調(メノポハンド※1)に関する意識調査」を実施

手指の不調を感じた50~60代女性の約3人に2人は、医療機関を受診せず ~一般生活者の症状軽視の実態が浮き彫りに。「初期段階での受診が大切」と医師が警鐘~

 大塚製薬株式会社のニュートラシューティカルズ事業部「女性の健康推進プロジェクト」は、10月18日の「世界メノポーズデー」を前に、50歳から64歳の一般女性207名を対象とした「更年期の手指の不調に関する調査」を実施しました。

※1 Menopausal Hand(更年期手)の別称。更年期あるいは更年期以降の女性において、閉経に伴いホルモンバランスが変化することで、「関節の痛みやこわばり」「腱鞘炎」「手根管症候群」等の症状が発症する病態。

【調査結果 主要ポイント】
・更年期症状を感じている女性のうち、71%が「手指の不調」を自覚している。(全体では47%)
・手指の不調を自覚している人のうち、「医療機関の受診経験がある人」は33%にとどまり、約3人に2人(67%)が「症状があるが、これまでに医療機関を受診したことはない」
・「過去に受診していたが現在は受診していない」もしくは「一度も受診したことがない」の人のうち、42%が「今後、医療機関を受診したいと思わない」と回答。理由は「受診するほど重症ではないと思う(55%)」や「日常生活に支障が出ていない(34%)」などが上位。

⇒50歳から64歳の更年期症状を感じている女性のうち、約7割(全体では約半数)が「手指の不調」を自覚しながらも、症状の軽視などを理由に、医療機関への受診に消極的な実態が明らかに。

【調査実施の背景】
 女性特有の健康課題、女性ホルモンが心と身体に影響を及ぼすことによる、様々な症状に悩む女性は少なくありません。大塚製薬は、女性が自分らしく過ごせるように、女性の健康をサポートする活動のひとつとして、エクオールに関する研究をしています。
 本調査は、世界メノポーズデーに先駆け、一般生活者が抱えている課題を把握することを 目的に行いました。
 更年期以降の女性の悩みとして、手指の関節の痛みやしびれ、こわばりから変形に至る症状が多いことが知られていましたが、これまでは「加齢」や「手の使い過ぎ」が原因だと考えられていました。しかし、近年これらの症状には女性ホルモン(エストロゲン)の減少が関係していることが明らかになりつつあります。更年期女性に特徴的な手指の不調の症状を日本手外科学会では、更年期症状の一つ「更年期手(メノポハンド menopausal hand)」として位置づけています。そしてメノポハンドの症状は、女性ホルモンの欠乏によって生じるため、女性ホルモンの補充することで治療することができます。女性ホルモンに類似した作用があるエクオールも女性ホルモン補充療法の代替治療として注目されています。
 一方で、治療が必要な方を適切な診断や医療機関へつなげることができていない課題があります。大塚製薬は、メノポハンドの疾患について情報発信をしていくことが重要だと考えます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください