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“脳を見える化” 複数の精神疾患で共通する異常を明らかに

Digital PR Platform / 2024年10月29日 10時0分

論文情報
タイトル:Characterization of patients with major psychiatric disorders with AMPA receptor positron emission tomography
著者:Mai Hatano, Waki Nakajima, Hideaki Tani, Hiroyuki Uchida, Tomoyuki Miyazaki, Tetsu Arisawa, Yuuki Takada, Sakiko Tsugawa, Akane Sano, Kotaro Nakano, Tsuyoshi Eiro, Hiroki Abe, Akira Suda, Takeshi Asami, Akitoyo Hishimoto, Nobuhiro Nagai, Teruki Koizumi, Shinichiro Nakajima, Shunya Kurokawa, Yohei Ohtani, Kie Takahashi, Yuhei Kikuchi, Taisuke Yatomi, Shiori Honda, Masahiro Jinzaki, Yoji Hirano, Ryo Mitoma, Shunsuke Tamura, Shingo Baba, Osamu Togao, Hirotaka Kosaka, Hidehiko Okazawa, Yuichi Kimura, Masaru Mimura and Takuya Takahashi
掲載雑誌:Molecular Psychiatry
DOI: https://doi.org/10.1038/s41380-024-02785-1

共同研究者
慶應義塾大学 医学部 精神・神経科学教室 内田裕之 教授
宮崎大学 臨床神経科学講座 精神医学分野(研究当時:九州大学) 平野羊嗣 准教授
福井大学 医学系部門 医学領域 病態制御医学講座 精神医学 小坂浩隆 教授
福井大学 先進部門 高エネルギー医学研究センター長 岡沢秀彦 教授
 他

[画像4]https://digitalpr.jp/simg/1706/97816/400_92_20241028132819671f12e3548f4.jpg

用語説明
*1 AMPA受容体:脳の働きを担う主役である分子で、脳内の情報処理の中心的な役割を担う神経伝達物質であるグルタミン酸の受容体の一つであり、シナプス膜上にイオンチャネルを形成する。グルタミン酸がAMPA受容体に結合すると、細胞内にイオンが流入しシナプスが応答するため、シナプス膜上のAMPA受容体の数が増えるとさらに応答が増強し、シナプス応答の変化は、記憶学習をはじめとした脳内の情報処理の変化における中心的なメカニズムであることが知られている。

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