【全米映画ランキング】「ライオン・キング」V2 タランティーノ新作は2位デビュー

映画.com / 2019年7月30日 17時0分

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ジョン・ファブロー監督作「ライオン・キング」 (C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 [映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、ディズニーの実写版「ライオン・キング」が前週比約61%のダウンながら興収約7550万ドルで首位を守り、V2を達成した。

 同作の累計は10日間で3億5000万ドルを突破。ディズニー実写リメイク作では「アラジン」(19年/約3億4590万ドル)を抜き歴代3位となり、2位「ジャングル・ブック」(16年/約3億6400万ドル)を超えるのも時間の問題だが、1位の「美女と野獣」(17年/約5億400万ドル)を超えるのは厳しそう。

 オープニング興収約4035万ドルで2位デビューとなったのは、クエンティン・タランティーノ監督が主演にレオナルド・ディカプリオ&ブラッド・ピットを迎えて製作したコメディドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。落ち目のTV西部劇のスター(ディカプリオ)とその専属スタントマン(ピット)を中心に、転換期を迎えていた1969年のハリウッドでの様々な階級・階層の人間模様が描かれる。敬愛するセルジオ・レオーネ監督が好んでタイトルに使った「ワンス・アポン・ア・タイム…」を初めて自作に冠したタランティーノ入魂の一作で、自らの血となり肉となった映画、TVシリーズ、音楽、そして時代への「思いの丈」を詰め込んだ、まさに集大成となっている。

 当然、多くの批評家から絶賛評が集まっているが、特筆すべきはブラッド・ピットの存在感。本作でのピットはハリウッドのすべての「無名」の住人に捧げるかのような名演技を披露。トレイラーハウスで愛犬に餌をやりながら、缶ビールでマカロニチーズを流し込む“ハリウッド最下層のブラッド・ピット”の姿にグッとくる人も少なくないだろう。

 首位デビューこそ逃したが、OP興収は「イングロリアス・バスターズ」(09年/約3800万ドル)を上回り、自己最高記録を更新する幸先のいいスタートとなった。共演にマーゴット・ロビー、エミール・ハーシュ、ティモシー・オリファント、ダミアン・ルイス、ダコタ・ファニング、レナ・ダナム、カート・ラッセル、ブルース・ダーン、アル・パチーノのほか、有名俳優の2世のマーガレット・クアリー(アンディ・マクダウェルの娘)、ルーマー・ウィリス(ブルース・ウィリス&デミ・ムーアの娘)、マヤ・サーマン=ホーク(イーサン・ホーク&ユマ・サーマンの娘)も出演。

 その他10位には、今年のサンダンス映画祭で注目された中国系アメリカ人のルル・ワン監督による家族ドラマ「The Farewell」が圏外12位からランクイン。アメリカ生まれの中国人の孫娘が、肺がんに冒され余命わずかな祖母が住む中国・長春を訪れ交流する物語。主演は「オーシャンズ8」「クレイジー・リッチ!」のオークワフィナ。

 今週末は「ワイルド・スピード」シリーズのスピンオフ「ワイルド・スピード スーパーコンボ」(ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ、バネッサ・カービー出演)が公開となる。

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