永瀬正敏×窪田正孝×小西桜子が描く奇妙な三角関係 山本直樹「ファンシー」実写映画化

映画.com / 2019年10月22日 10時0分

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ヒロインを演じる小西桜子

 [映画.com ニュース] 「レッド Red」で第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した漫画家・山本直樹氏の短編作品「ファンシー」の実写映画化が決定し、主演を永瀬正敏が務め、窪田正孝、小西桜子が共演することがわかった。公開日は2020年2月7日となり、特報映像もお披露目されている。

 「ファンシー」は、元彫師の郵便配達員と恋多き詩人、そして詩人のファンの女性を巡って巻き起こる奇妙な三角関係を描いた作品。舞台は、寂れた温泉街。彫師で郵便屋の鷹巣明(たかす・あきら)と“ペンギン”と呼ばれている詩人が他愛のない会話をしている。ところが、詩人の世界に盲目的に酔いしれ、ファンレターを出し続けていた“月夜の星”という名の女が、2人の前に姿を現したことで、奇妙な三角関係が動き出す。やがてヤクザ同士の抗争と関わった3人は、バイオレンスな事件とエロティシズムな世界を交錯させながら、それぞれの現実からの逃避を始める。

 永瀬は、ほぼ全編にわたりサングラスをかけ、感情を消し去りながらも凶暴な男・鷹巣を演じきり、窪田は鷹巣との友情を言葉や態度に表さない寡黙な人気ポエム作家“ペンギン”役に挑戦。三池崇史監督作「初恋」(20年2月28日公開)でも窪田と共演している小西は、本作がデビューの場となり、ヒロイン“月夜の星”を演じている。そのほか、郵便局の局長役に田口トモロヲ、鷹巣の父親役で宇崎竜童が出演している。

 メガホンをとったのは、本作がデビュー作となった廣田正興監督。これまで古厩智之、市川準の助監督、大根仁、三池崇史の作品でメイキングディレクターを担当してきた。かつてテレビドラマ「私立探偵濱マイク」の現場に参加しており、その際に主演の永瀬と交わした“15年以上前の約束”が実を結び、本作の実現へと至ったようだ。

 特報は、「奇妙な三角関係はポエジーの地平線へ」というテロップとともに、独創的な世界観の一端を活写。また、深水元基、長谷川朝晴、吉岡睦雄、尚玄、坂田聡、佐藤江梨子、榊英雄、外波山文明らの出演シーンも確認できる。「ファンシー」は、20年2月7日に東京・テアトル新宿ほか全国公開。

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