97歳現役の天才ファッションデザイナー、ピエール・カルダン 10月2日に初のドキュメンタリー公開

映画.com / 2020年6月17日 12時0分

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「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」 (C)House of Cardin - The Ebersole Hugues Company

 [映画.com ニュース]天才ファッションデザイナー、ピエール・カルダン初のドキュメンタリー「House of Cardin(原題)」が、「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」の邦題で、10月2日に公開されることがわかった。伝説のファッションブランドで一大帝国を築いたレジェンドの97年間に迫る。

 ブルジョワ向けのオートクチュール(高級仕立服)から脱却し、大衆向けのプレタポルテ(既製服)に業界で初めて本格参入し、未来的なコスモコール・ルックで若者を熱狂させたモード界の革命児カルダンに初密着。今も現役で活躍する彼が、ファシズムが台頭する祖国イタリアからフランスへの脱出、先鋭的すぎるあまり業界から敬遠された苦悩とその後の反撃、女優ジャンヌ・モローとの運命的な恋、情熱を注いだ劇場運営、門前払いされた高級レストラン「マキシム・ド・パリ」のリベンジ買収など、波乱万丈なエピソードの数々を語る。

 プレタポルテ発売による「ファッションの民主化」の実施に加え、世界初となるメンズコレクションの開拓やライセンス契約の導入など、チャレンジングな取り組みに挑んできたカルダン。様々な人種をモデルに起用したり、ファッション後進国だった日本や人民服が普及していた中国に先陣を切って乗りこみ、おしゃれの楽しさを伝えたり、中国やソ連でファッションショーを敢行したりと、ボーダーレスに活躍してきた。

 そんな偉業の数々を紹介する本作では、秘蔵映像や関係者の証言から、カルダンのチャーミングな愛すべき素顔を浮かび上がらせていく。ジャン=ポール・ゴルチエ、シャロン・ストーン、ナオミ・キャンベル、森英恵、高田賢三、桂由美ら豪華なゲストの出演にも注目だ。

 あわせてお披露目されたポスターは、多彩なファッションが切り取られたカラフルなデザイン。さらに、7月3日からは特製オリジナルクリアファイル(A4)付き前売券が販売される。

 「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」は、10月2日から東京のBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開。

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