巨匠キン・フーの傑作「空山霊雨」デジタル修復版ブルーレイ&DVD、8月5日発売!

映画.com / 2020年7月13日 18時0分

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第20回東京フィルメックスで披露された修復版 (C)1979 Lo & Hu Co-Production Ltd. (C)2018 Taiwan Film Institute. All rights reserved.

 [映画.com ニュース] “香港映画界の黒澤明”と称されるキン・フー監督の傑作「空山霊雨」(デジタル修復版)のブルーレイとDVDが、8月5日にリリースされることがわかった。

 キン・フー監督は、ブルース・リー、ジャッキー・チェンなどに絶大な影響を与えたワイヤーアクションの祖。アクション映画を芸術の域にまで高め、「侠女」で中華圏初のカンヌ国際映画祭受賞を果たした。「空山霊雨」は、2005年の香港フィルムアワードにおいて、中国映画ベスト100に選出。デジタル修復版は、19年に台湾で作業が施され、日本では第20回東京フィルメックスだけで披露されている。

 本作は、18年に日本で劇場初公開された「山中傳奇」と同時に、1年以上の期間をかけ、韓国38度線近くの山中から済州島まで、国を縦断しながら撮影された。ファンタジーの「山中傳奇」に対して、アクションの「空山霊雨」。ジャンルは異なるが、ほぼ同じスタッフとキャストを起用し、いずれも広大なロケーションをバックに、迫力のストーリーが展開する。

 「空山霊雨」で描かれるのは、仏教寺院の跡継ぎをめぐる権力闘争に、秘伝の巻物の争奪戦を交えた物語。死期が近いことを悟った三宝寺の僧正は、自分の跡継ぎを決めるために相談役として、大地主のウェン、軍人のワン将軍、さらに全ての煩悩から解脱したと言われる高僧ウーワイ法師を呼び寄せた。

 しかし、ウェンとワン将軍には下心があった。この機に乗じて寺に伝わる三蔵法師直筆の経典を奪い取ろうとしていたのだ。僧正の後継者の座を狙う第一弟子の慧通はワン将軍と、第二弟子の慧文はウェンと手を結び、それぞれが自分を後継者として推挙してもらうかわりに、経典を盗み出す手助けをするという裏取引を結ぶ。そんななか、無実の罪を着せられ出家を命ぜられたチウミンが寺にやってきた。

 「空山霊雨」(デジタル修復版)は、ブルーレイが4800円(税抜き)、DVDが3800円(税抜き)。特典映像は、台湾版予告編、デジタル修復前後の比較映像となっている。

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