第33回東京国際映画祭開幕! 役所広司、コロナ禍での開催に「観客の皆さんと頑張っていきたい」

映画.com / 2020年10月31日 19時15分

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「Japan Now」部門で特集される深田晃司監督ら

 第33回東京国際映画祭のオープニングセレモニーが10月31日、東京国際フォーラムで行われ、フェスティバルアンバサダーの役所広司、「Japan Now」部門で特集される深田晃司監督らが顔をそろえた。また、ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ノーラン監督、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督、カンヌ国際映画祭総代表であるティエリー・フレモ―氏がビデオメッセージ(https://youtu.be/h7-FEzPYBJk)を寄せ、コロナ禍での開催にエールをおくった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けながらも、フィジカルな上映を基本として実施し、3部門を統合した「TOKYOプレミア2020」が主軸となった東京国際映画祭。例年通りの六本木ヒルズアリーナでのレッドカーペットは、東京国際フォーラムのロビーに場所を移し、各作品のゲストが開幕を盛り立てた。

 役所は「今回の映画祭の開催は、今までとは違う形ですので、実行委員の皆さんによる準備はとても大変だったと思います。気の抜けない開催期間となりますが、観客の皆さんと頑張っていきたいと思います」と挨拶。「スクリーンで映画を見れるということは、映画ファンにとっては最高のプレゼント。コロナ禍での開催というのは、今後に生かせるんじゃないかと思います。コロナと共存しなければならないのであれば、なんとか知恵を絞り“映画のために”映画祭を続けていきたい」と思いの丈を述べた。

 また“映画の力”について問われると「子どもの頃から映画を経験し、無意識のうちに、たくさんのことを教わったような気がしますね。劇映画は、演劇、音楽、美術、文学といった要素が融合した時、暗闇の中でゾクゾクとした感動が芽生える。その記憶というのは、僕自身の生きる力になっている気がします。一方、ドキュメンタリー映画は事実の記録から強烈なメッセージがある。時代を変えるような凄い力があると思っています」と語った役所。「日本映画は素晴らしい先輩たちがいて、世界中の人々を魅了して、熱狂させてきました。この東京国際映画祭も、そういう先輩たちに恥じないような、素晴らしい映画祭に成熟していくことを心から願っています」と胸中を吐露していた。

 深田監督は、「よこがお」「淵に立つ」の筒井真理子、「本気のしるし 劇場版」の森崎ウィンとともにステージに登壇。特集上映のラインナップについて「自作を全く見たことがない人にとっての入門的な作品群」と説明。森崎は「『本気のしるし』は、“共感度0.1%”の作品。初めて台本を読んだ際、僕自身も0.1%に満たないほど共感できなかった。撮入前、深田監督とコミュニケーションをとり、キャラを構築していったんですが……気づいたら“深田ワールド”にのめり込んでいました」と述懐する。

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