寺島しのぶ「キネマの神様」で山田洋次監督と初タッグ! 父・沢田研二を支える娘役

映画.com / 2020年11月6日 12時0分

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 寺島しのぶが、沢田研二と菅田将暉が主演を務める「キネマの神様」に出演し、山田洋次監督と初タッグを組むことがわかった。寺島はギャンブル漬けで借金まみれの主人公・ゴウ(沢田)を更生させようと奮闘する娘・歩に扮する。

 山田監督が、人気小説家・原田マハ氏の同名小説を映画化した本作。「赤目四十八瀧心中未遂」(2003)や「ヴァイブレータ」(03)で数々の映画賞に輝き、「キャタピラー」(10)で第60回ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞である銀熊賞を受賞するなど、国内外で高く評価される寺島が、山田監督作品に初参加を果たす。「大好きだった原田マハさんの『キネマの神様』の登場人物の一員になれた喜びはひとしおでした。そして、やっとご一緒出来た山田洋次監督の映画に対する妥協なしの情熱を間近で感じながら、お芝居できる喜びで至福の時間を過ごすことができました。沢山の思いが詰まったこの作品が、沢山の方に見ていただけるよう願っております」と喜びを語った。

 あわせて、寺島が演じる歩のキャラクタービジュアルもお披露目。自身も失業などの問題を抱えながらも、父・ゴウ(沢田)と向き合い、母や息子を気丈に支えながら、沈みかけた一家を引っ張りあげていく役どころだ。“娘”であり“母親”でもある歩の強さ、愛情深さが伝わるような、あたたかいビジュアルに仕上がっている。

 松竹の前身となる松竹キネマ合名社の設立、そして数々の名作を生み出した蒲田撮影所の開所を迎えた1920年から、今年で100周年を迎えた松竹映画。そんなメモリアルイヤーを記念した本作は、クランクイン直後の3月下旬、主演に決定していた志村けんさんが逝去し、新型コロナウイルス感染拡大による撮影中断、映画館の休館など様々な困難に見舞われた。しかし、新たに志村さんの遺志を継いだ沢田を迎え、撮影を再開。菅田をはじめ、宮本信子、永野芽郁、「RADWIMPS」の野田洋次郎、小林稔侍らが共演する。

 無類のギャンブル好きで借金まみれのゴウ(沢田)は、妻・淑子(宮本)と娘・歩にも見放されたダメ親父。そんな彼がたった一つだけ愛してやまないものは、「映画」――。時はさかのぼり、若き日のゴウ(菅田)は助監督として撮影に明け暮れるかたわら、食堂の娘・淑子(永野)に恋をし、映写技師・テラシン(野田)とともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかし、ゴウは初監督作「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。そして、事故から半世紀が経った2020年、「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族の運命が再び動き出す。

 「キネマの神様」は、2021年に全国で公開。

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