エバ・グリーン主演、坂本龍一が音楽を手掛けた「約束の宇宙」21年4月公開 娘を持つ宇宙飛行士の物語

映画.com / 2020年12月3日 13時0分

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日本公開にあたり、JAXAによる初の洋画の後援が実現 (C)Carole BETHUEL (C)DHARAMSALA & DARIUS FILMS

 エバ・グリーンが宇宙飛行士を演じ、坂本龍一が音楽を担当した「Proxima(原題)」が、「約束の宇宙(そら)」の邦題で、2021年4月16日に公開されることがわかった。仕事への情熱と、一人娘への愛情との間で葛藤する、宇宙飛行士サラ(グリーン)の姿を描く。

 村の因習に苦しめられるトルコの5人姉妹の青春を描いた「裸足の季節」で知られるアリス・ウィンクール監督がメガホンをとり、第67回サンセバスチャン国際映画祭の審査員特別賞に輝いた本作。「007 カジノ・ロワイヤル」「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のグリーンが主演を務め、第45回セザール賞の主演女優賞にノミネートされた。

 娘ステラを演じたのは、約300人の中からオーディションで選ばれたゼリー・ブーラン・レメル。そのほかマット・ディロン(「ハウス・ジャック・ビルト」)がサラと同じミッションに参加する宇宙飛行士、サンドラ・フラー(「ありがとう、トニ・エルドマン」)が親子をあたたかく見守るカウンセラー、ラース・アイディンガー(「ハイ・ライフ」)がサラの元夫に扮した。

 フランス人宇宙飛行士のサラは、欧州宇宙機関(ESA)で、長年の夢だった宇宙を目指して日々訓練に励んでいる。物理学者の夫とは離婚し、7歳の娘ステラとふたり暮らし。ある日サラは、「Proxima(プロキシマ)」と名付けられたミッションのクルーに選ばれる。宇宙に旅立つと、約1年もの間、ステラと離ればなれになってしまう――。出発の日が迫るなか、親子は「打ち上げ前に、ふたりでロケットを見る」という約束を交わす。

 あわせてお披露目されたポスターは、見つめ合う親子を切り取ったもの。「あなたがいるから、頑張れる。」というコピーからは、ふたりの強い愛と絆が感じられる。

 撮影はESAの全面協力を受け、ドイツ、ロシア、カザフスタンの宇宙関連施設で敢行。劇中ではミッションを遂行するため、隔離された施設で訓練に取り組む宇宙飛行士たちのストイックな姿が描き出される。さらに日本公開にあたり、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の後援も決定。JAXAが、宇宙飛行士であり母親でもある主人公と子どもの関係を描いた物語に賛同し、初の洋画への後援が実現した。

 「約束の宇宙(そら)」は、21年4月16日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

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