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ユダヤ人孤児123人を救った“パントマイムの神様”のレジスタンスとは… J・アイゼンバーグ主演作、予告編

映画.com / 2021年6月29日 15時0分

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ユダヤ人孤児を国外に逃がすため、真冬のアルプス越えに挑む (C)2019 Resistance Pictures Limited.

 ジェシー・アイゼンバーグが、123人のユダヤ人孤児を救ったフランスのパントマイムアーティスト、マルセル・マルソーを演じる「沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家」の予告編がお披露目された。映像には、パントマイムで子どもたちを笑わせ、さらにフランスからスイスへの逃避行を画策する、マルソーの“真の抵抗運動(レジスタンス)”が切り取られている。

 2007年に84歳で亡くなるまで、世界中の俳優やミュージシャン、ダンサーたちに影響を与えた“パントマイムの神様”マルソー。マイケル・ジャクソンの“ムーンウォーク”は、彼のパフォーマンスからヒントを得たというエピソードも知られている。本作は、第二次世界大戦中、ナチスと協力関係にあったフランス政権に立ち向かうため、レジスタンス運動に身を投じていた、知られざる実話に迫る。「ソーシャル・ネットワーク」のアイゼンバーグが、自身もユダヤ人で、母親がプロの道化師だったという生い立ちを生かし、マルソーを体現した。

 予告編は、アメリカ陸軍大尉のジョージ・S・パットンが、大勢の兵士たちに「驚くべき話」を披露するシーンで幕を開ける。“アメリカ軍の英雄”である彼の心を動かしたのは、1938年に親をナチスに殺されたユダヤ人孤児123人を、フランス・ストラスブールで迎えたマルセル。自身もポーランド系ユダヤ人のマルセルは、「戦時中だからこそ子どもたちを笑わせたい」という思いで、緊張に包まれた孤児たちをパントマイムで和ませる。

 しかし、世の中ではますますユダヤ人迫害が激化。“リヨンの虐殺者”と恐れられたナチスのクラウス・バルビー親衛隊中尉は、ユダヤ人やその協力者を拷問し、無慈悲に射殺していた。映像には、仲間の命を次々に奪われ、「復讐してやる」とナチスへの徹底抗戦を誓うエマ、そんな彼女を「武力じゃ敵わない。それよりも一人でも多く生かすべきだ」と諭すマルセルを活写。やがて彼は、子どもたちをスイスへと逃がそうと、バルビー率いる追っ手が迫るなか、真冬のアルプス越えに挑む。命をつなぐため、抵抗を続けたマルセルの信念が、力強く伝わってくる。

 アイゼンバーグに加え、エマ役のクレマンス・ポエジー(「TENET テネット」)、バルビー役のマティアス・シュバイクホファー(「アーミー・オブ・ザ・デッド」)、パットン役のエド・ハリス(「めぐりあう時間たち」)が出演。「ベネズエラ・サバイバル」「ハンズ・オブ・ストーン」で知られ、脚本家や作家としても活躍するジョナタン・ヤクボウィッツ監督がメガホンをとった。

 「沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家」は、8月27日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。

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