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ラマレラの鯨漁空撮世界初成功 400年続くインドネシア鯨漁を映すドキュメンタリー「くじらびと」予告

映画.com / 2021年7月27日 12時0分

写真

400年続くインドネシア鯨漁を映す

 インドネシア・ラマレラで行われる400年続くダイナミックな鯨漁と、そこに生きる人々の生活を追ったドキュメンタリー「くじらびと」の公開が9月3日に決定、世界で初めてラマレラの鯨漁の空撮および水中撮影に成功している本作の、空撮映像を含む本作の予告編と場面写真が公開された。

 人口1500人のインドネシア・ラマレラ村。太陽の土地を意味するこの村では、巨大クジラに挑むラマファ(銛もり打ち)は誇りであり尊敬を集める存在だ。手作りの舟と銛1本で、マッコウクジラに挑んでいく。生と死が拮抗する漁で得た獲物が、村人の命を支え、彼らは互いの和をもっとも大切にしながら生活している。自然とともに生き、命に感謝し、祈りを捧げ、実に400年もの間変わらぬ伝統の捕鯨を続けながら暮らす人々の命のやりとりを捉えたドキュメンタリー映画。監督は、ラマレラ村の人々の生き方への深い理解と互いの信頼関係を30年をかけて築いてきた写真家であり映画監督の石川梵。本編では2017年から19年までの3年間に撮影した映像が使用されている。

 公開された予告編は、「東からの風に乗って村に鯨の季節がやってくる」というベテランラマファの声から始まる。小さな舟に乗り込み、銛一本と経験を武器に、巨大なクジラに向かっていく場面を切り取った。そして獲れた命は余すところなく村人全員で受け取り、言い伝え通り敬意を持って骨を海に返す。死と隣り合わせの命がけの戦いが、原始的な美しさと生命力に満ちた映像で綴られる。

 新宿ピカデリーほか9月3日から全国公開。

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