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松岡茉優、俳優業20年で「初めて楽しかった」 主演作「愛にイナズマ」に強い思い入れ

映画.com / 2023年10月28日 16時48分

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 俳優の松岡茉優が10月28日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演作「愛にイナズマ」の公開記念舞台挨拶に登壇。「くそ真面目で、つまらないところもある性格ですが、なんか楽しかったですね。(俳優業を)20年やっていて初めて」と本作への強い思い入れを明かしていた。

 松岡が演じる主人公・折村花子は、夢だった映画監督デビューを目前に控え、人生が輝き始めたかに思えた矢先、卑劣なプロデューサーにだまされ、全てを失ってしまうという役どころ。この日は、花子の決意を示す劇中シーンで着用した衣装で登場し、「映画を見てくださったお客様を、(衣装を通して)花ちゃんに見てほしくて。私も皆さんのお顔が見られる上映後の舞台挨拶が一番好き」と満足げ。「立ち止まっても負けないぞという気持ちに共感した」と役柄に対する親近感も語った。

 舞台挨拶には、松岡をはじめ、花子が運命的な出会いを果たす男性を演じた窪田正孝、花子が助けを求める“どうしようもない家族”を演じる佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也、石井裕也監督が登壇した。松岡とともに石井組に初参加した窪田は「(池松ら)常連の皆さんが、土台を築いてくれたので、茉優ちゃんと一緒に思いきり演じさせてもらった」と振り返った。

 コロナ禍で映画が不要不急扱いされ、ショックを覚えた石井監督が「見ている人の勇気が沸くような映画を作りたい」と、わずか2週間で脚本を執筆し、撮影された本作。大入りの客席を前に、石井監督は「映画館にお客さんが来てくれることが、当たり前じゃないと痛感していたので、本当にうれしいです」と感無量の面持ちだ。

 見どころは「俳優の方々としか言いようがない」といい、「人間として、俳優として、愛情をもって真摯に現場に臨んでくださる第一線の皆さんと楽しみ抜いた作品。この躍動感は、そんじょそこらの作品では見られない」とキャスト陣に感謝を示した。

 また、「浩市さんが酔っ払って『これがホントのエンタメだな』っておっしゃってくれて。それはなんでかって……、そこは浩市さんに説明してもらえれば」と無茶ぶりすると、当の佐藤は「お酒を飲んだときのことは、覚えていないの(笑)。でも、言ってることは、ウソじゃない!」と作品に太鼓判を押していた。

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