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【インタビュー】「はたらく細胞」で再共演した永野芽郁と佐藤健 「るろ剣」以上を目指した佐藤のアクションに、永野が思わずキュン

映画.com / 2024年12月10日 11時0分

●見どころは赤血球の成長ドラマ 「芯の強さも表現したかった」(永野)

――血液循環によって、酸素を体内に届けて二酸化炭素を肺に運搬する赤血球が、少しずつ成長する姿がとても感動的に描かれていますね。

永野:私が演じる赤血球は、観客の皆さんが応援したくなるキャラクターにしたいと思っていました。少しおっちょこちょいですが、すごく真っ直ぐでピュア、そして優しい心の持ち主なんです。仕事がうまくいかずに、落ち込むこともありますが、周りを見ながら、自分に何ができるか常に考える向上心もある。そういう芯の強さも表現したかったですね。そこが赤血球の成長にもつながります。

――佐藤さんとは「半分、青い。」以来の共演ですね。

永野:赤血球みたいに私自身が成長しているのかというと、それは周りの皆さんが判断してくださることなのでわかりません。ただ「半分、青い。」を経て、今回佐藤さんとご一緒するまでには、自分なりにいろんな経験をしていて、きっと成長した面もあるとは思いますが、あえて「成長した自分を見てほしいな」ということは考えずにいました。

佐藤:人間として素敵な面というのはそのままに、でも、会っていなかった期間に、いろんな経験をして、大きな責任を背負って演技の仕事をしてきたんだろうなという深み、大きさみたいなものは、永野さんと再会して確かに感じました。それにCGを多用した現場だったので、目に見えないものをふたりで共有する作業を通して、絆が深まりましたね。

永野:ありがとうございます。私も健さんと一緒にいると、ちょっと(当時に)戻った気にもなれるし、気持ちが楽になるというか、安心感もありました。

●「『るろうに剣心』以上のアクションを見せないと、自分がやる意味がない」(佐藤)

――そして、佐藤さん演じる白血球が披露するアクションも、「はたらく細胞」の重要な見どころになっています。

佐藤:こういう作品だからこそ、アクションは本格志向であれば、メリハリがついて面白いだろうなと思いました。そこで「るろうに剣心」でご一緒した大内貴仁さんをアクション監督として提案させてもらいました。「るろうに剣心」以上のアクションを見せないと、自分がやる意味がないという気持ちで頑張りました。

――体内が舞台になっているので、アクションの自由度も高くなっていますよね。

佐藤:そうですね。血管の壁をすり抜けるなど、要は重力が無関係になるので、そこが強みであり、「るろうに剣心」以上に研究しがいがありました。アイデアは無限大ですからね。いろいろな可能性を追求し、最大限に生かしたアクションを目指そうと現場で話していました。

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