今日はどの「マンガ飯」?--漫画に出てくるあの料理たちを再現した梅本ゆうこさんの「マンガ食堂」

えん食べ / 2013年5月24日 11時20分

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これはどの「マンガ飯」?

漫画好きと飲んでいる時に、必ず盛り上がる話題があります。

「食べてみたい『漫画の料理』ってある?」

私にとってそれは、松本零士さんの「男おいどん」に出てくるラーメンライス。ただのラーメンとライスなのですが、超貧乏浪人生の主人公にとっては唯一のごちそう。これをまた、なんとも美味しそうに食べるんです!大人になったら食べてみたい“憧れのメニュー”として、子供心に強烈に刻まれました。

…ちょっとマニアック(?)な例でしたが、人はそれを「マンガ飯」と呼ぶそうです。

■「いつか食べてみたかった!」を再現した「マンガ食堂」

ところがこのマンガ飯、実際に具現化してる人がいました。本日ご紹介する梅本ゆうこさんの「マンガ食堂」は、漫画の中に出てくる料理を徹底再現したレシピ本。「ドラえもん」「あしたのジョー」など様々な漫画に登場する料理を独自に研究して、かなり忠実に再現。かつ、読者も作れるようそのレシピを載せてくれています。

■マンガ飯を作っているのはごく普通の女性

梅本さんは、会社員であり旦那様と2人で暮らす主婦でもあります。そう、料理のプロではなく一般女性。マンガ飯を作り始めたきっかけも、マンネリ化しつつある毎日の食卓に、漫画の料理を取り入れてみたことから始まったそうです。

「日々の家事や食事が、エンターテイメントになった気がした」という梅本さん。作品が好きすぎて、コスプレしたり、舞台になった場所に実際に行ってみたりする人っていますよね?彼女によると、マンガ飯もそんな「フィクションの世界を現実で追体験したい」というファン活動の1ジャンルとなるそうです。

本書には、全49品のマンガ飯が登場します。知っている作品が出てくるのも楽しいし、ストーリー紹介や料理シーン前後のエピソードも載っているので、読んだことが無い漫画も「今度読んでみようかな」と思わせてくれます。

■編集部が今回選んだのは「子ランチ」

というわけで、すっかりマンガ食堂のとりことなった筆者。せっかくレシピも載っているので、実践してみました!

今回のメニューは、ブログや書評でも「本当に不味そう」と話題になっている「伝染るんです。」の「子ランチ」。不条理ギャグ漫画というジャンルを確立し、アニメ化もされた吉田戦車さんの本作は、懐かしい人も多いのではないでしょうか。

子ランチは、作中に登場する“シュール過ぎる”お子様ランチ。「子どもをあまり好きじゃない」コック長が提供するメニューです。その内容は、メインにモツ入りのケチャップライス、トッピングにめざしとさつまいもが刺さり、国旗の代わりに“首”と書かれた旗がはためく、子供のトラウマになりそうなもの。作中でテーブルに運ばれてきた時の、お父さんの何とも混乱した表情が筆者も印象に残っています。

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