知ってたらちょっと自慢できるお鮨の食べ方―シアトル在住の日本人女性によるインフォグラフィック

えん食べ / 2013年8月30日 19時20分

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Iwata Ryoko さんによるインフォグラフィック  「8 things worth knowing about eating Sushi」

世界三大発明と言えば、「火薬」「印刷」「羅針盤」。でも、日本食大好きな米国人の中にはこれに「鮨」を加えて、世界四大発明とするべきだ、という人もいます。(注:えん食べによる独自調査)

それほど鮨好きが多い米国人。でもその食べ方は、日本人から見れば、勘違いしちゃってるな、と思えることもしばしば。

例えば、よくある勘違いには、「鮨定食」を「西洋料理のフルコース」と同じマナーで食べてしまっている、というものがあります。

この勘違いをしている人は、鮨屋ではまず「サラダ」として「ガリ」を食べ、次に「スープ」として「味噌汁」を飲み干し、その後で「メインディッシュ」として「鮨」をつまむのです。

この食べ方だと、お目当ての鮨になかなかたどりつきません。鮨を食べたい一心で、必死になってガリと格闘し、辛そうな表情を浮かべる米国人を見ていると、「誰か教えてあげろよ!」、という気持ちでいっぱいになります。

シアトル在住の Iwata Ryoko さんは、そんな勘違いをしている米国人に正しい情報を教えてあげようと考えた、親切な日本人の一人。米国人に向け、お鮨の食べ方を紹介するインフォグラフィック「8 Things worth knowing about eating Sushi(日本語版/英語版)」を公開しています。

このインフォグラフィックでは、お鮨を食べる際のコツとマナーが紹介されています。例えば、「ねたの味を最大限に味わうための注文の順番」では、淡白な白身からスタートし、次に光り物を注文。徐々に赤身などの味の濃い物へと進み、最後に脂ののった大トロを食べ、デザートとしてタマゴを頂く。そんな、注文の仕方の基本が紹介されているのです。

これ、日本人にとっては当然のことですが、米国人には知らない人が本当に多い。筆者の友人にも、お鮨屋さんで、「羊羹を20個」と注文してひたすらそれだけを食べ、職人さんに嫌がられている米国人がいます。ちなみに、「羊羹」とは「マグロの赤身」のこと。見た目が羊羹みたいだから、そう呼んでいるのだそうです。

インフォグラフィックではその他、おしょうゆの付け方、お鮨にしょうがが添えられている意味、わさびを付け過ぎてしまったときの対処法なども紹介しています。わさびで鼻がつんとしたときには、鼻で息をすると良いそうです。へぇ~、知らなかった!

Iwata Ryoko さんのインフォグラフィックは、食に関心を持つ米国人からの注目を集めています。例えば米国の食に関するサイト Foodbeast で紹介された際には、公開から2週間足らずで700人を超える読者から「いいね!」されました。

「8 Things worth knowing about eating Sushi」のようなインフォグラフィックは、お鮨の正しい食べ方を知っているだけでは作成できません。米国人がお鮨を食べるとき、どこで躓くかも知っている必要があります。この両方を知っているという人、案外少ないのではないでしょうか? Iwata さんのような方は、とても貴重な人材です。

Iwata さんには今後もインフォグラフィックを作り続けて頂き、3億の迷える米国人を正しいお鮨の道へと導いて頂きたいものです。

えん食べ

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