「硬水」を日常生活に取り入れたい--硬水を使った料理を食べてみた

えん食べ / 2014年5月13日 18時0分

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「硬水」を使うと料理が変わる?

ミネラル豊富な「硬水」。飲もうと思っても、独特のクセが苦手で手を出しづらい。そんな人も多いのではないでしょうか。かくいう筆者もその一人。やはり飲み慣れていないためか、重い口あたりに違和感を覚えてしまうのです。

硬水をうまく日常生活に取り入れる方法はないのでしょうか。アクアミネラーレ協会主催の「『硬水 LAB』セミナー」で、硬水を使った料理を試食してきました。

ミネラルウォーターは大きく、硬度の低い「軟水」と硬度の高い「硬水」に分けられます。硬度とは、水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムを数値化したもの。日本では一般的に、100までが軟水、101~300が中硬水、301~1000が硬水、1001以上が超硬水に分類されています。

日本の飲料水は、地質との関係もあってほとんどが軟水。販売されている硬水の多くは、日常的に硬水を飲用しているヨーロッパから輸入したものだそうです。硬度が上がるにつれて、少しクセがあったり独特の渋みがあるといわれており、硬水を飲みなれない日本では苦手意識を持っている人も少なくないでしょう。

セミナーに登場した、ミネラルウォーター専門スクール「アクアデミア」の山中校長によると、硬水を飲みにくいと感じる場合は、冷やしたり、レモンやバルサミコ酢、シロップなどを足すと飲みやすくなるそうです。硬水でも、硬度が異なると飲みやすさが変わるので、低硬度のものから試してみるといいかもしれません。

続いて、水だけを変えて全く同じレシピで作ったという料理を試食しました。メニューは、コントレックス(硬度約1468)を使った「お豆のサラダ」「自家製パン」、ヴィッテル(同315)を使った「根菜のミネストローネ」、炭酸入り超硬水ゲロルシュタイナー(同1310)を使った「鶏の赤ワインビネガー煮込み」の4品です。

料理を手がけたビストロ石川亭 恵比寿ガーデンプレイス店の畠料理長によると、硬水を使うことで、豆などの煮くずれをふせいだり、野菜の旨みを閉じ込めることができるそう。

例えば、ほとんど味付けをしていないという根菜のミネストローネは、硬水のほうがスープに溶け出した野菜の旨みは少なく感じるものの、具材を食べたときにしっかりと甘さを感じられました。また硬水で焼き上げたパンは、きめ細かく外側がパリッと仕上がっていて、ぎゅっと中身がつまっています。

硬水をそのまま飲むのは苦手だという人は、料理に使うことで、水そのものの味を気にすることなく取り入れられそうです。

なお、これらのメニューを含む「硬水ランチプレート」(税込1,150円)が、5月13日から5月26日までビストロ石川亭 恵比寿ガーデンプレイス店限定で楽しめるとのこと。

日本では日常的に使われることの少ない硬水ですが、ただ飲む以外にも様々なかたちで利用できるようです。

えん食べ

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