ソロアイドル界にとっての希望——武藤彩未

エンタメNEXT / 2014年11月21日 9時0分

作り込んだステージを見せてくれる武藤彩未

~TOWER RECORDS 35th Anniversary Live! EBISU 6DAYS DAY.4~Pop'n アイドル03~
ライブレポート
 
 
 11月20日、『TOWER RECORDS 35th Anniversary Live! EBISU 6DAYS
DAY.4~Pop'n アイドル03~』が恵比寿・LIQUIDROOMにて開催された。タワーレコード主催のアイドルイベントながら、T-Palette Records勢ではなく℃-ute、さくら学院、Dorothy Little Happy、武藤彩未という4組のアーティストが出演。ライブレポート 第二弾をお届け。

 

  イベントのトップバッターを務めたさくら学院。水野由結の感動的なMCと生徒全員の全力のパフォーマンスで繋がれたステージ……次に現れたのは、この日、唯一ソロで出演する初代さくら学院生徒会長・武藤彩未だ。母校の後輩達からの想いを背負って、たった一人で対外イベントに挑む。 ショッキングピンクに赤をポイントにした衣装でまず歌い出したのは『宙』。スッとした伸びやかな歌声で会場を魅了する。武藤彩未という存在は、ソロアイドル界にとって希望である。歌いだしたとたん、その場の空気がスッと彼女に支配されるのだ。

 会場も、ただ武藤の歌を聴き入っている。2曲目の『交信曲第1番変ロ長調』ではステージを左右に歩き回り、観客へ次々と目配せをしていった。一人ひとりの心を、そのまま掴みとっているように見えた。

 そんな神々しい彼女も、MCでは一変、あっけらかんとした態度なのがまた魅力。「やっぱ、私も気になるので聞いちゃいたいんですけど、私を今日初めて観たという方!(客席にあがった手を見渡しながら)……リアルですね。ふふ、末永くおつきあいよろしくお願いします!」そのまま、ペコリとおじぎをしてあどけない笑顔を見せた。

 そして先ほどのさくら学院・水野由結のMCにも言及し、ステージでつい泣いてしまったことを暴露。「後輩達にすごくいいバトンを繋いでもらったので、この後のDorothy Little Happyさん、℃-uteさんに、私もいいバトンを繋いで行きたいと思います!」と、何だかすっきりした様子だ。
後輩からのバトンに託された想いを受け取った武藤彩未
「ここでなんと! 対バンでスロウな曲を歌わせて頂きます!」という曲振りから披露したのは『とうめいしょうじょ』。スタンドマイクで優雅に歌い、小さな体で精一杯腕を伸ばして歌う彼女の姿は、その指先まで凛としている。

 続けて披露された『A.Y.M.』は、マリオネットのような振り付けが特徴的な音圧強めの四つ打ちナンバー。妖艶な雰囲気を纏い、時折憂いがある表情をみせてくれた。いつもはつらつと、元気なパフォーマンスを見せてくれたさくら学院在籍時が懐かしい。卒業から3年経ち、女性としての成長がはっきりと目に出来た。

 曲明けのMCで11月から2ヶ月連続で映像作品『A.Y.M Live Collection 2014』をリリースすることが告知されると、「DVD観たら、絶対ワンマンライブに行きたくなると思うんですよ。12月27日に、赤坂ブリッツでワンマンライブを行います!」と元気良く新規ファンにもアピール。

「ここからはもっともっと盛り上がっていきます! 今日は皆さんに名前を覚えて帰って欲しいので……名前を沢山呼んでくれますか?」と’’あ・や・み’’コールを観客と繰り返し、会場をホームに。続いて披露されたライブの鉄板曲『RUN RUN RUN』、『Seventeen』ではタオルを振り回しながらステージを駆け巡り、フロアにも沢山のタオルが舞った。

「本当に今日、すごく緊張してて……朝からずっと緊張していてどうしようかと思ったんですけど、やっぱここ立ったら違うね! みなさん、ありがとうございます! 本当はもっと歌いたいくらい……」と、名残惜しい様子で最後は『彩りの夏』で締めくくり。終演後、武藤の公式インスタグラムには、さくら学院現役生に囲まれて笑顔でピースサインをする彼女の写真が投稿されていた。



武藤彩未 セットリスト
1.宙
2.交信曲第1番変ロ長調
3.とうめいしょうじょ
4.A.Y.M.
5.RUN RUN RUN
6.Seventeen
7.彩りの夏
観客は〝あ・や・み〟コールでひとつになる
photo 埼玉泰史   achico 寝ても覚めてもアイドルポップ!なOL / フリーライター。東京生まれH!P POP育ち。日々、アイドルに踊らされています。

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