予想は当たった!?今年は3名が転入! 2016年度さくら学院転入式レポート

エンタメNEXT / 2016年5月14日 7時0分

さくら学院『さくら学院 2016年度 ~転入式~』@中野サンプラザホール・ライブレポート 2016.MAY.06


 さくら学院の2016年度最初のライブとなる『さくら学院 2016年度 ~転入式~』が、5月6日に東京・中野サンプラザホールで行われた。気になる転入生は? そして生徒会長は誰が? 当日の模様をレポートする。
 

 2015年度の卒業式から早1ヶ月。ゴールデンウイークも後半、この日がさくら学院にとって、そしてファンである父兄たちにとっては正月である。会場は転入式としては過去最大のキャパシティを持つ中野サンプラザホール。アイドルにとっては聖地と呼ばれる会場の1つである。卒業式もそうだが、毎年行われている転入式の会場の規模が、年々大きくなっていくのは感慨深い。物販に並ぶファンの列の長さにもそれは感じられる。3連休明けの平日であるせいなのか、仕事を途中で抜け出して駆けつけたと思しきスーツ姿のファンも多い。

 2015年度で卒業したメンバーは3人。恐らく転入生も数も同じ3名になるだろう。彼女たちにとってお披露目ライブになる転入式、会場で見守るファンの数は約2千名。それだけの人数の中でライブができる彼女たちは幸せだなと感じる反面、そのプレッシャーの大きさはいかばかりのものなのだろうか、と考えてしまう。緊張でガチガチになるかも知れない初ライブから、やがてはスーパーレディーに向かって羽ばたいていく成長の物語がここから始まる。

 小雨で肌寒さを感じる中、会場に入る。伝統ある会場の独特な雰囲気。生徒たちの成長と同様、さくら学院自体も開校からおよそ6年の年月を経て大きく成長してきたのだと感じる。ステージ後方には段が設けられ、中央の段を上るとさらに左右に段がある。通常のフラットなステージと比較するとかなり豪華だ。中央上部にはスクリーンも設置されている。

 18時16分場内が暗転し、ステージ下手から9名の在校生が入ってくる。始業のチャイムに続いて、オクラホマミキサーの軽快なメロディ。2016年度、最初の曲は『ベリシュビッッ』だ。手拍子、かけ声と盛り上がる客席。いよいよ今年度がスタートしたという高揚感が身を包む。9人という普段は見ることのできない人数でのフォーメーションもレアで目が離せない。さらに、2015年度の卒業式を経て、仕上がりまくった9人でのステージ。歌・ダンスのパフォーマンスのレベルも高い。9人のステージは立ち位置・歌のパートなど、中等部3年になった倉島颯良が中心になっていることもわかる。今年度の役職はまだ発表前ではあるが、倉島のパフォーマンスを見ていると、中心となって2016年度を引っ張っていくんだという覚悟がひしひしと伝わってくる。

 拍手と大歓声の中、続いて『チャイム』がスタート。年度始まりのライブにはやはり初期の定番となった曲が似合う。授業の後の放課後、どんな楽しみが待っているかを歌った同曲は、2016年度の始まりにワクワクしている父兄たちの気持ちにピタリと重なる。そして3曲目は『オトメゴコロ。』だ。ここのところ毎年転入式で在校生のみのバージョンとして披露されている同曲。さくら学院に転入し、少なくとも1年が経過して進級も経験した在校生たちだから表現できる、ちょっと大人っぽい恋の歌。在校生では在籍期間最長となった中等部2年の山出愛子の感情を込めた歌も、在籍2年目に入ったばかりだが、最上級生となってさくら学院を引っ張っていく立場となった黒澤美澪奈のダンスも目を見張る仕上がりだ。

 大きな拍手の中、MCが始まる。今年度の最初の自己紹介。それぞれ1学年進級した在校生たちの笑顔と声をじっくりと楽しむ。今回のお題は、好きな色。それぞれシンプルな色の名前を挙げていく中、中等部2年に進級した岡崎百々子は「パステルカラーの紫」と応えて、「おお!」とどよめきの反応をもらい、「MSR、せーの、メグ知ってる!知ってる!」とただひとりキャッチフレーズつきの自己紹介をした、同じく中等部2年の岡田愛は「好きな色はメグにぴったしのピンクです♪」と可愛くキメて歓声をもらった。今年はぶりっ子キャラに徹するのだろうか(笑)。

 トークでは、前回のライブである卒業式から1ヶ月以上ぶりとなる久々のステージを山出が喜ぶ。2015年度の中3であった3人が卒業し、それぞれ1学年上がり、昨年度の転入生6名も、初めて転入生を迎える立場となった。この1ヶ月あまりで、それぞれが心なしか少しお姉さんになって頼りがいが出てきたように感じる。

 ライブ再開。ここからは実にさくら学院らしい、「賢くなれるシリーズ」の楽曲が続く。花言葉や花の特徴が学べる『Hana*Hana』では、今年も山出と藤平華乃がラップ部分を歌う。英熟語が続々出てくる『Song for smiling』では、日髙麻鈴の流ちょうな発音が耳に心地よい。さらにこれも初期の曲である『Hello! IVY』では、実に彼女たちらしい爽やかで清楚な学校生活のスタイルが歌われている。客席の父兄たちが手にしたさくら色のフラッグが、生徒たちのかけ声にあわせ、楽しげに揺れる。

 ここで部活動ユニット登場時のSEが流れ、手拍子をする父兄たち。コンビニのチャイムが流れ、どよめく父兄たちの前に現れたのは吉田爽葉香ひとり。「ひとり購買部です!」と挨拶する吉田に拍手と笑いが起きる。「しーちゃん(卒業生の白井沙樹)が卒業してひとりになっちゃったけど顔笑ります! 部員は募集中です!」とひとりで展開させるトークはなかなかの出来だ。新アイテムのTシャツやステッカー、くつ下の特徴を一生懸命説明し、たくさん買わせようとする、しかし売り切れという購買部伝統(?)のトークで客席をほっこりさせる。途中台詞を噛む場面もあったが、ひとりでやりきった吉田に温かい拍手がわき起こった。


次ページは、2016年度新制服をサプライズお披露目!いよいよ転入生の登場! 個性豊かな3名が転入      ここでおもむろに流れ始める聞き慣れないミュージック。担任の森ハヤシ先生がMCを務める、生徒たちによるさくら学院新制服お披露目ファッションショーが始まるようだ。最初に登場したのは岡崎。グレーを基調とした新しい制服に大きな歓声が起きる。続いて麻生真彩、藤平、日髙麻鈴とひとりひとり登場しながら、モデルのようなポーズを決めて新制服の特徴を説明していく。勢揃いしてポーズをつける9人の生徒たち。カラー部分の白いラインが目立つ新制服。さくら学院の歴史に、新しくグレーの制服が加わった。    照明が落ちたステージ上、椅子を持った生徒たちが入ってくる。チャイムが鳴る。ホームルームが始まるようだ。改めて登場した森先生に大きな拍手が起きる。久しぶりに会った生徒たちの雰囲気の違いに気づく森先生。黒澤が「そうなんです、前髪1センチ切りました」とボケて笑いが起きる。どうやら小芝居が始まったようだ(笑)。倉島が「今日から制服が新しくなったんです!」と説明すると、場内は大歓声だ。新制服の特徴をたどたどしく説明する吉田の言葉を、なぜか英訳する日髙(笑)。「海外の通販番組か!」とツッコむ森先生に笑いが漏れる。    ここからは本題、転入式の話題。どんな転入生に来てほしいか尋ねる森先生に、岡崎がすかさず「KYGに入ってくれるような元気な子!」と答えて恐怖のイェーイ軍団・KYGのメンバー岡崎・麻生・藤平が騒ぎ出すと、「学級崩壊が起きるからKYG軍団は増やしたくない」と森先生。続いて山出が「KYA軍団を立ち上げたい。恐怖の、山出、愛子です」とキメると客席は大喜びだ。山出が続けて「ちなみにライバルはKBM。恐怖の、ぶりっ子、めぐみで~す♪」と岡田の真似をすると、岡田は「怒っちゃうもんね、プンプン♪」とぶりっ子キャラ全開でリアクションして、父兄たちはニヤニヤしながら拍手を贈った。    ここで話を本題に戻す森先生。今年の転入生は何人? とふると、手を上げた麻生は「転入生予想なら真彩に任せてください!白井沙樹ちゃんが卒業したので、真彩が父兄キャラを受け継ぎます!」と宣言。続けて「しーちゃんみたいに過去のデータやちゃおガールオーディションの結果を調べたところ、今年の転入生の人数は9人!」とぶち上げる。これには優しい父兄たちも「え~!?」と戸惑いの反応だ(笑)。森先生はここで「正式に発表しましょう。今年の転入生は3人です!」と発表。予想通りの人数にリアクションの薄い観客席に、森先生は「意外性ゼロみたいな反応しないで!」と笑わせた。    ここでいよいよ、転入生の紹介だ。スクリーンに映し出される新入生の顔写真と名前。ひとりめは中等部1年・新谷ゆづみ。ここで新谷に関するクイズを出す森先生。「新谷が目標としている人は? ヒント・さくら学院に縁が深い人」。手を挙げた麻生は「タワーレコードの嶺脇社長!」と答えて場内を爆笑させる。これには「社長になる人はさくら学院に入りません!」とつっこんだ森先生、追加のヒントを出す。「僕が非常に苦手な人」、これに反応した藤平が勢いよく手を挙げ「私!」と客席を爆笑させる。続いて「倉本校長先生」と、リアルな返答をした岡田に森先生は「やめてくれ! 一番尊敬してるわ!」と打ち消しに必死だ(笑)。「公開授業で言ってましたよね?」と追い打ちをかける岡田に、「言ってないし。最近俺の偽物が出回ってるみたいだから」と笑わせた。ここで正解が発表される。「三吉彩花」の文字に場内は「ああ……」と新谷の目標の人物というより、森先生の苦手な人物という観点での反応だ(笑)。森先生は「3年間をかけて新谷の目を覚まさせる」と笑わせた。    2人目の転入生は小等部6年の有友緒心(つぐみ)。なかなか読むのが難しい名前に岡崎は「ありともおしんちゃん!」と苦労してそうな名前を挙げてどよどよさせる(笑)。「千葉県出身の有友が大好きな、大阪にまつわるものは?」というクイズに手を挙げたのは大阪出身の吉田。「大阪ならうちに任せてください。正解はユニバーサルスタジオジャパン!」と、それらしい答え。「違います!」と言う森先生に吉田は「どないなっとんねん、森先生しばいたろか!?」と顔に似合わぬ乱暴な返答で父兄たちをオロオロさせる(笑)。次に手を挙げたのは日髙。キーンと、例の効果音が聞こえてくると、日髙は(森先生の心に直接話しかけています。正解は、たこ焼きです)とテレパシーで伝える。すると森先生は(違います)とテレパシー返答で返し、場内は大爆笑だ。進化したテレパシー芸に森先生は「いいなあ、またやろうな」。嬉しそうに小躍りしてノリノリの日髙の姿が印象的だった。さて、正解は「吉本新喜劇」。この意外な趣味に、父兄たちもざわざわしている(笑)。    3人目の転入生は小等部6年の森萌々穂(ももえ)。またも難解な名前に、藤平は「もえもえほちゃん」と笑わせる。森先生は「正解はもりももえちゃん。娘ではないです」と笑わせる。そんな森の特技は「○○の時の●●さんの物真似」というマニアックなもの。「アミューズの先輩です」という森先生のヒントに黒澤は「ガリレオの時の福山雅治さん」。よく知らないという森先生は黒澤に、物真似を要求。黒澤はメガネを着用し、ノリノリで物真似を披露して拍手をもらう。山出は「説教してるときの大賀咲希ちゃん」と、卒業生の名前を。「今日は大賀来てないから大丈夫」という森先生の一言に、山出はノリノリで大賀の物真似を披露。デフォルメされた物真似に森先生は「それ発表したらダメなやつ。ちなみにさっき大賀に会ったけどね」と大賀が来ていることを暴露し、山出を戦々恐々させた(笑)。さて、正解は「寄生獣の時の深津絵理」と何ともマニアック(笑)。    ここでいよいよ転入生3人をステージに呼び込む。在校生と父兄たちに名前を呼ばれ、入ってきた3人は、何ともフレッシュで可愛らしい雰囲気。場内一気にふんわりとした雰囲気に変わってしまう。自己紹介する3人。有友は、特技はちくわで笛を吹くことと話して笑いを誘う。吉本新喜劇の大ファンと言うだけあり、観客を笑わせるセンスはあるかも。森先生に三吉のどこに憧れてるかを聞かれた新谷は、「モデルも女優も何でもこなせて、クールでかっこいいところ」と目を輝かせる。森先生は「クールでカッコ良くて暴力的っていう恐ろしい一面があるから。ぜひ目を覚ましていただきたい」と笑わせた。    吉本新喜劇の魅力について聞かれた有友は、「笑えて気持ちよくなるから。ワーッて感じ、イエーイって感じ」と答え、「イエーイ軍団はやめろ」と森先生にツッコまれる。有友は更に好きなギャグを聞かれ、いきなりステージ上で敢行する積極性も見せる。有友は吉本新喜劇の辻本茂雄のキャラ「茂造じいさん」のネタを披露。吉田、黒澤以下生徒全員を並べて「お前の借金は200万だ!」と次々言わせる大がかりなもので客席をどよめかせる。しかし肝心のオチ「あわせて2000万!」と言う部分を自分で噛んでしまい、場内は何とも言えない雰囲気に包まれた(笑)。森先生は「爆弾(大賀の異名)が卒業した途端に爆弾が入ってきた」とこぼした(笑)。    マニアック物真似が得意な森は、先ほど問題に出た「寄生獣のときの深津絵理」を披露することに。森先生は「深津さんサイドを敵に回すのはやめような、事務所の大事な先輩だから」と釘を刺すが、森も物怖じしない性格のようで、自ら進んで火中の栗を拾いにいく(笑)。満を持して披露した中身は、「ハハハハ!」と高笑いをするもので、場内からは「え~~!?」の声が(笑)。森先生は「あとで深津さんのマネージャーに菓子折持っていく」と苦笑いだ。    ここで在校生からの質問タイム。岡田は「学校での成績はどうですか?」と、学年末テスト2年連続トップのプライドなのか、早くも転入生をライバル視しているようだ(笑)。新谷は「得意な科目はないです。体育が好きです」と、岡田を安心させる(笑)。有友は「得意な科目は算数」と、円の面積の公式を答えて父兄たちの拍手をもらう。森は「漢字が得意。書ける一番難しい漢字は新潟」と答えて笑いを取った。    さて、ここで12人揃った2016年度の生徒たち全員での楽曲披露。12人で声を揃えて曲紹介したのは『FRIENDS』だ。さくら学院初代から大切に歌い継いできた代表曲のひとつ。新しいメンバーを迎えて最初に歌うのに最も相応しいと言えそうだ。過去に何十回も披露されてきた曲であるが、新しいメンバーを迎えて聞いてみるとやはり新鮮に目に映る。12人の友情が、これからどのように育まれていくのか。ずっと見守っていきたいという気持ちになる。  
さくら学院『さくら学院 2015年度 ~キラメキの雫~』
次ページは、2016年度生徒総会で生徒会長を発表!6代目生徒会長は倉島颯良に決定!「自分らしく、自分に自信を持って、顔笑っていきたい」


 生徒たちがステージを去り、場内にクラシック音楽、ヘンデルの水上の音楽の一節が流れる。ここからは生徒総会。今日のもう1つのテーマである、新生徒会役員の発表だ。生徒12人が着席し、森先生が倉本美津留校長を呼び込もうとするが、「黒も…倉」と噛んでしまい、ブーイングを浴びる(笑)。先ほど岡田に、苦手なのは倉本校長と図星を付かれて(?)動揺したのだろうか。「出にくいわ!」と文句を言いながら出てくる倉本校長に拍手と笑いが起きる。倉本校長は続けて「卒業生が16名、それぞれスーパーレディーへの道を進んでますが、マジでスーパーレディーが出かかってるじゃないですか。さくら学院にいるってことは、スーパーレディーになるって証明されているようなものです。今年はそれぞれの個性をもっと掘り下げて、何が眠っているのかを引きずり出したい。(父兄さんの)見えないところでの授業もやって、それぞれの個性に合った活動もさくら学院全体の活動と並行してやってもらいたい」と宣言した。

 ここでいよいよ生徒会役員の発表。生徒会長は、中等部3年倉島颯良が指名され、場内は大きな拍手に包まれた。既に覚悟は決まっているのか、落ち着いた表情の倉島。さくら学院を引っ張っていこうという、静かな決意に満ちた凜々しい表情に映る。そして、生徒会長をサポートする副会長には中等部2年の山出愛子が指名される。場内からどよめきの声が上がる。そして、もうひとりの中等部3年・黒澤美澪奈は新しい役職として、MC委員長に任命された。「黒澤はさくら学院に入る前、2年くらいTVでレギュラーやってたんだから、MCの勉強もいっぱいしてると思います」と倉本校長が言えば、森先生も「黒澤は絡みやすいです、困ったらアイツの顔で何とかしてくれる」と絶賛。「その経験を皆に伝えて、それぞれのMCができるように育ててほしい」と、倉本校長は大きな期待をかけた。

 山出は2年で役員に任命された緊張の色を滲ませつつも「自分らしく颯良と美澪奈を支えて、2人の思うさくら学院を作っていけたら」と決意を述べた。黒澤も緊張気味に「正直、役職を聞いて何をすればいいのか全然わからないですが、自分でやれることをすべて出し切って皆の個性を引き出せるような、そんなMCができたらと思います」と、最後は力強くまとめた。倉島は「私は今までの生徒会長のように、初代からのメンバーとしてさくら学院を見てきたわけではありません。でも、今まで先輩たちが教えてくれたさくら学院を在校生や父兄さんに伝えたいし、初代のメンバーがいなくなった今年、ぜったいに伝統を途切れさせたくないので、自分らしく自分に自信を持って2016年度、12人で顔笑っていきたいです!」と晴れ晴れとした表情で宣言した。

 ここでライブ再開。改めて「2016年度のさくら学院もよろしくお願いします!」と挨拶する新会長・倉島と生徒たち。『School days』のピアノの演奏が始まる。整列した生徒たちの方を向き、指揮を執るのは倉島だ。さくら学院の校歌とも言うべき冒頭の歌。そして12人による元気なパフォーマンスが始まる。グレーの真新しい制服に身を包んだフレッシュな姿が、今年度が始まったことを強く思わせる。学校生活、友情と夢。普遍的な想いを歌った歌詞が、今年もまた新鮮なものとして胸に響いてくる。間奏部分、生徒たちが自分の名前を元気に叫ぶ姿を目で追う。この12人が今年度はどう成長し、どんなステージを魅せてくれるのだろうか。心にじわじわと、熱い想いが広がっていく。

 そして最後の曲。さくら学院開校以来、先輩たちがずっと大切に歌い継いできた曲。「2016年度、12人で大切に歌い継いでいきたいと思います、そしてひとりひとりが夢に向かって一歩でも近づけるよう顔笑って行きたい」と倉島が曲紹介したのは『夢に向かって』。16人の卒業生が、それぞれの夢に向かってさくら学院を巣立っていき、それぞれがスーパーレディーへと着実に成長しつつある。12人の在校生も、それぞれの輝く未来へ続く道を歩んでいる。その道の先はまだ眩しすぎてよく見えないかもしれないが、生徒たちがそれぞれ成長して自身が明るい輝きを放つようになれたとき、その道は明るくハッキリと見えるようになるのだろう。間奏ではMC委員長になった黒澤が「2016年度が始まりました。12人で力を合わせて顔笑るので応援よろしくお願いします!」と力強いメッセージを父兄たちに送った。早くも堂々としたパフォーマンスでソロパートを歌う倉島の姿が頼もしく見える。

 次のイベントである『さくら学院☆2016 ~転入生オリエンテーション~』の告知が行われ、盛り上がる場内。「緊張したけど、楽しかった!」と口々に喜びに満ちた感想を述べた3人の転入生。この初々しい3人が、2016年度1年でどのように成長していくのかも楽しみだ。客電がつき、転入生3人を含んだ新しい生写真セットを手に手に会場の外へと、しのつく雨の下へと歩を進める父兄たち。どの顔も楽しそうに、転入生や新しい生徒会メンバーの話をしながら帰途へつく。武藤彩未や中元すず香といった初代のメンバーを知らない生徒たちがどんなさくら学院を作っていくのか。その成長を楽しみに、1年間を過ごしていこう。
さくら学院『さくら学院 2015年度 ~キラメキの雫~』
セットリスト
  01 ベリシュビッッ 02 チャイム 03 オトメゴコロ。 04 Hana*Hana 05 Song for smiling 06 Hello! IVY 転入式 07 FRIENDS 生徒総会 08 School days 09 夢に向かって   竹崎清彦 アイドル、ファッション、スポーツ、ゲーム攻略本など幅広く執筆。趣味はライヴ観戦。好きなアーティストを追いかけ世界中どこへでも行きます! 80年代モノに詳しい。

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